(2012. 3.23　更新）

第６回「化学遺産市民公開講座：継続する化学遺産認定」

企画：日本化学会化学遺産委員会
主催：日本化学会・化学史学会
共催(予定):日本化学工業協会ほか

■日 時：	平成24年3月25日（日）13時〜17時
■会 場：	慶応義塾大学日吉キャンパス第４校舎独立館3階D-310教室（横浜市港北区日吉、日本化学会第92春季年会SC会場）
趣 旨：	化学遺産委員会では、平成21年度より化学関連の学術遺産あるいは化学技術・産業遺産の中で特に歴史的に高い価値を有する貴重な資料を認定する『化学遺産認定制度』を開始し第１回6件、第2回4件をそれぞれ認定・顕彰いたしました。平成23年度も化学遺産認定候補を一般市民や会員諸氏より公募するとともに、委員会として認定候補に相応しいと思われるものを選び調査いたしました。今回の市民公開講座は、平成23年度第3回化学遺産として認定された下記内容を中心にご紹介いたします。お誘いあわせのうえ奮ってご参加ください。
プログラム
(総合司会)　新井和孝（日本化学会化学遺産委員会委員・理事）
開会挨拶・紹介　(13:00〜13:10)
『日本化学会化学遺産顕彰活動について』
(日本化学会化学遺産委員会委員長／岡山理科大学教授・京都大学名誉教授)　　植村 榮
(座長 　若林文高委員)
講演1	「認定化学遺産11：大学博物館による化学遺産の発掘―眞島利行ウルシオール研究関連資料」　(13:10〜13:40) (大阪大学理事・副学長）江口太郎
講演2	「認定化学遺産12：田丸節郎〜Fritz Haberとの交流と学術振興」　(13:40〜14:10) (東京大学名誉教授）田丸謙二
講演3	「認定化学遺産13：鈴木梅太郎とビタミンB1 −化学で拓く生命科学」　(14:10〜14:40) 東京農業大学総合研究所客員教授・東京大学名誉教授）荒井綜一
＝休憩＝
(座長　亀山哲也委員)
講演4	「認定化学遺産14：我が国染料業界のピンチをチャンスに変えたベンゼン精留装置 」　(14:55〜15:25)　 （本州化学工業�鰹�務取締役和歌山工場長）福島俊之
講演5	「認定化学遺産15：硬質塩化ビニル管の誕生秘話:２日間の大一番」　(15:25〜15:55)　 （アロン化成�且謦�役ものづくりセンター長）増田紀之
(座長　三浦勇一顧問)
講演6	「認定化学遺産16：現代に生きる国産合成繊維ビニロンの系譜」　(15:55〜16:25)　 （日本化学会フェロー）田島慶三
講演7	「認定化学遺産17：小野田セメント徳利窯が語るもの」　(16:25〜16:55)　 （元太平洋セメント�鰹ｬ野田工場長）台信富寿
閉会挨拶　(16:55〜17:00) (日本化学会化学遺産委員会顧問) 三浦勇一
定　　員：	110名になり次第
〆　　切：	3月23日（金）12時
参 加 費：	無料。講演資料代(予価)：1,000円(当日徴収)。
申込方法：	当日会場での参加申込もできます。(事前申込は締切りました。)
問合せ先：	101-8307 東京都千代田区神田駿河台1-5 日本化学会企画部化学遺産委員会係 電話：(03)3292-6164、FAX：(03)3292-6318、e-mail：chemarch_at_chemistry.or.jp (メールアドレスは"_at_"を"@"に置き換えてご利用下さい）