What's new (更新日:3月8日)                       
◇第13回グリーンケミストリーフォーラム(3月29日)のプログラム修正のお知らせ[PDF]
◇米国化学会/GCI(Green Chemistry Institute)から、GC発展支援の助成プログラムのお知らせ[PDF]
◇第13回グリーンケミストリーフォーラムのお知らせ平成18年3月29日 [PDF] 
◇連絡先の変更 (平成17年4月)
◇グリーンケミストリー研究会 会費値上げのお願い [PDF] (平成16年4月)


グリーンケミストリー研究会の紹介

日本化学会グリーンケミストリー研究会へのお誘い

                                            東京工業大学資源化学研 辰巳 敬 

 日本化学会グリーンケミストリー研究会は日本化学会に設置されている15ある研究会のひとつです。
本研究会では、日本化学会に結集する色々な分野の研究者がそれぞれの立場を生かしながら、
グリーンケミストリーを推進していくためのアイデアを結集して議論し、本当に良い方向が何であるかを
提示するフォーラムを形成することを目指しています。グリーンケミストリーに関心をお持ちの方の
積極的な参加、提言を望んでいます。

日本化学会は環境安全と化学の問題に積極的に取り組むべく平成11年3月より環境と化学推進委員会
(現環境・安全推進委員会)を発足させましたが、“環境憲章99”にあるように、その活動の2本柱の一つが
『グリーンケミストリー』です。本研究会は推進委員会の活動の一翼を担うべく平成11年度に活動を開始しました。
本研究会の主な活動としてはこれまでに年に2回程度のペースで行ってきたグリーンケミストリーフォーラムが
あります。下に過去に開催されたフォーラムのプログラムを示します。
 本研究会の代表世話人は工学院大学の御園生誠教授ですが、事務局は平成12年度から辰巳があずかっています。
グリーンケミストリーフォーラムの企画や今後の活動のあり方については10人の幹事からなる幹事会で議論しています。

会費は年間3,000円(*1)ですが、会員はグリーンケミストリーフォーラムの資料(通常2,000円で頒布)が無料となります。
この資料は参加されなかった会員には後日お送りしていますし、その他グリーンケミストリー関係のパンフレットなども
適宜会員にお送りしています。事務局が言うのも何ですが、いわゆる「オトクな」研究会です。


(*1)平成16年度より 年間会費は3,000円となりました。ご了承願います。


申し込み: 以下の 1) から 4)を明記の上、
〒226-8503 横浜市緑区長津田4259 東京工業大学資源化学研究所
  辰巳 敬あてに
FAX(045-924-5282)または電子メール(ttatsumi@cat.res.titech.ac.jp)でお申し込み下さい。

1)氏名、2)日本化学会会員番号、3)所属、4)連絡先(住所、電話、FAX、e-mail)

平成14年9月現在の会員数は175名です。平成12年度当初は77名だったので、着実に増加はしていますが、
グリーンケミストリーに関心のある方のポテンシャルを考えますと、この数字はまだまだあまりにも小さいのでは
ないかと日頃思っています。まだ会員でない方のお申し込みならびにご提言やご要望をお待ちしています。


グリーンケミストリーフォーラム プログラム               

12回 平成17年10月15日 (会場:サンポートホール高松)                           
1 グリーンケミストリー:化学の未来形 (製品評価技術基盤機構) 御園生 誠
2 グリーンプロセスの開発 (住友化学) 北村 勝
3 太陽光を用いて水からクリーンな水素を取り出す光触媒の開発に向けて (東大院工) 堂免 一成 

11回 平成17年3月26日 (会場:神奈川大学横浜キャンパス)                           
1 ハロゲンフリープロセスの開発:炭素−水素結合のカルボニル化 (阪大) 茶谷 直人
2 超臨界流体を利用した環境に優しい物質合成プロセス (産総研) 生島 豊
3 環境調和型化学技術の開発 (旭化成) 府川 伊三郎 
4 グリーンケミストリー進化のための課題−再定義の試み (工学院大) 御園生 誠

10回 平成16年12月2日 (会場:東工大百年記念館)                           
1 酸性助触媒を用いる高効率グリーンプロセス:水和・アミノ化・カルボニル化 (東工大資源研) 田中 正人
2 超臨界二酸化炭素を利用するグリーンバイオプロセスの開発 (東工大院生命理工) 松田 知子
3 酸化物クラスターを用いた選択酸化触媒の分子設計 (東大院工) 水野 哲孝 
4 酵素を凌駕する小分子グリーン触媒の設計 (名大院工) 石原 一彰
5 CO2を利用した化粧品用機能性粉体の開発 (花王) 野尻 尚材 

9回 平成15年12月2日 (会場:上智大学中央図書館)                               
1 地球温暖化問題と後悔しない政策 (横国大院) 伊藤 公紀
2 二酸化炭素の特性を活かした有機合成 (産業技術総合研) 坂倉 俊康
3 マイクロリアクター合成・グリーンケミストリーの新しい可能性 (京大院) 吉田 潤一 
4 化学物質・環境・食品安全のリスクコミュニケーション (徳島大) 関澤 純
5 化学物質リスク評価の現状と今後 (産業技術総合研) 飯野 福哉 

8回 平成15年3月18日 (会場:早稲田大学西早稲田キャンパス)                           
1 生合成を範とする酸化触媒反応の開拓 (岡山理科大) 村橋 俊一
2 The Taoism of Developing Green Chemistry for Multi-step Synthesis (Tulane Univ.) Chao-Jun LI
3 Solvent-free Reactions, Distillable Ionic Liquids and Other Tools for Green Chemistry (Monash Univ.) Janet SCOTT
4 スルホンを利用した環境低負荷型合成プロセスの開発 (岡山理科大) 折田 明浩
5 グリーンケミストリーとエネルギー (産業技術総合研) 八木田 浩史 

7回 平成14年9月26日 (会場:大阪大学豊中キャンパス)     第7回フォーラムより [写1] [写2] [写3]
1 イオン性溶媒中でのリパーゼ触媒不斉アシル化反応 (鳥取大) 伊藤 敏幸
2 フルオラスメディアが切り拓く新反応技術 (大阪府大院) 柳 日馨
3 水中で活性な固体へテロポリ酸触媒 (北大院) 奥原 敏夫
4 化学物質のリスクアセスメントとグリーンケミストリー (阪大院) 西原 力
5 光触媒を利用した太陽エネルギーの化学変換および環境調和型有機合成反応 (阪大院) 松村 道雄

第6回 平成14年3月28日 (会場:早稲田大学西早稲田キャンパス)
1 遷移金属錯体による新しい型の有機合成触媒反応 (阪大院) 村井 眞二
2 BASFのグリーン戦略 (神戸山手大) K.-H. Feuerherd
3 環境調和型触媒の開発 (阪大院) 金田 清臣
4 化学物質管理と国際協調 (化学物質評価研究機構) 江藤 千純
5  グリーンケミストリー対応型高分子 (慶応大) 松村 秀一

5回 平成13年11月16日 (会場:キャンパスプラザ京都)
1 電磁波を使って環境触媒を操る-含ハロゲン化合の処理 (阪大院) 和田 雄二
2 工場での環境浄化への取り組み例 (ダイセル化学工業(株)) 松田 洋和
3 Catalytic Activation of Hydrogen  Peroxide for Green Chemica Processes (Carnegie Mellon University)  T. J. Collins
4 環境にやさしい有機合成 (京大院工) 大嶌 幸一郎
4回 平成13年6月22日 (会場:上智大学図書館会議室)                              
1 Mother Nature の贈り物−生態触媒−とグリーンケミストリー (慶大理工) 太田 博道
2 無溶媒有機合成−固体状態で反応を行わせる (岡山理大理) 戸田 芙三夫
3 硫酸を使用しない e−カプロラクタムの製造技術 (住友化学工業) 市橋 宏 
4 ケムローン報告 (横浜国大) 辰巳 敬
5 化学の課題とグリーンケミストリーの解答 (工学院大工) 御園生 誠 

3回 平成13年3月15日 (会場:上智大学11号館会議室)                              
1 光触媒大気浄化技術のフィールド試験結果 (資源環境技術総合研) 竹内 浩士
2 The Role of Catalysis in Green Chemistry (University of massachusetts Boston) John C. Warner
3 Green Chemistry, Catalysis and Waste Minimization (Delft University of Technology) Roger A. Sheldon 

2回 平成12年11月24日 (会場:日本化学会7Fホール)                              
1 会社におけるグリーンケミストリーへの取り組み (三菱化学) 和田 啓輔
2 化学システムの集積化−診断から合成化学まで− (東大) 北森 武彦
3 グリーンケミストリーの最新の動向 (上智大学) 瀬川 幸一 

1回 平成12年3月30日 (会場:日本大学理工学部船橋キャンパス)                        
1 グリーン・サステイナブル ケミストリーの動向 (化学技術戦略推進機構) 北島 昌夫
2 グリーンインデックスとLCA (東大生研) 安井 至
3 有機結晶場での有機合成法 (岡山理大理) 戸田 芙三夫 
4 Ionic Liquid を用いる有機合成 (東工大生命理工) 北爪 智哉
5 ファインケミカルズ合成のためのグリーンキャタリストの探索 (東大総合文化) 尾中 篤