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イベントカレンダー

講演会・シンポジウム

「R&D懇話会199回」細胞制御技術を活用した再生医療の新展開

【企画趣旨】

 世界をリードする国内の再生医療技術の進展は,様々な治療分野への応用が進められております。一方,高まる期待と求められるハイレベルな安全性に応えるため,産業界の幅広い分野での研究開発が積極的に進められています。本企画では,安全かつ高度な再生医療を実現するうえで欠かせない,細胞の観察・評価・選別・制御など再生医療に関わる最先端技術開発についてご講演いただきます。

【講演】

17:00-17:45 細胞内状態の識別とその運命決定を制御する人工RNAシステムに関する研究

 次世代の細胞医療のため,目的の細胞を安全かつ精密に作製する技術開発が望まれている。本講演では,我々が独自に開発した細胞を自在に選別できる可能性を持つ「RNAスイッチ」技術を紹介する。RNAスイッチは標的細胞で働く特定の因子に応答し,外来遺伝子の発現を自由にオン・オフ制御できる。最近我々は,マイクロRNAに結合する合成mRNAを作製し,このRNAをヒトiPS細胞から分化した標的細胞の選別に活用した。その結果,様々な細胞を高効率で選別することに成功した。これらRNA技術の展望を紹介する。(京都大学 iPS細胞研究所・教授)齊藤 博英

17:45-18:30 再生医療実現に向けたiPS細胞培養の画像評価による品質管理技術

 京都大学 山中教授により発明されたiPS細胞は,従来の生物学研究を更に発展させる画期的なものであり,かつその応用用途も広い。治療方法がなかった難病に対しても細胞を治療とする再生医療もその一つである。ライブセルイメージングと画像解析技術を組み合わせた細胞の品質評価技術は,再生医療の細胞製造では重要な技術の一つである。今回は,ライブセルイメージングと画像解析の原理を紹介した後,実際のiPS細胞品質技術の応用事例の紹介を行う。(株式会社ニコン ヘルスケア事業部 技術統括部ステムセル事業開発部・部長)清田 泰次郎

【参加費】 

 開催当日の受付時に現金にてお支払ください。
 ●R&D懇話会 会員・同法人会員 5,000円(R&D懇話会無料参加券が利用できます)
 ●一般 7,000円

【申込方法】 

 専用の申込サイトよりお申込み下さい。
 [URL] https://event.csj.jp/form/view.php?id=316113

会期 2018年平成30年6月1日(金)
行事名 「R&D懇話会199回」細胞制御技術を活用した再生医療の新展開
会場 化学会館(東京都千代田区神田駿河台1-5、JR御茶ノ水駅徒歩5分)
連絡先 公益社団法人日本化学会 企画部 R&D懇話会担当
電話:03-3292-6163
E-mail:sangaku@chemistry.or.jp
URL https://event.csj.jp/form/view.php?id=316113