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イベントカレンダー

講演会・シンポジウム

第12回 技術開発フォーラム 資源の開発・利活用・リサイクル技術最前線

【企画趣旨】

 我が国は資源の多くを海外に依存しているため,再生利用の推進により資源の効率的な利用・循環を促進することは最重要課題といえます。今回の技術フォーラムでは,貴金属やリンなどのリサイクル技術の現状を詳しく解説いただき,今後の展望などについて議論する機会としたいと考えます。また,我が国が世界第2位の生産量を誇るヨウ素資源の利活用や貴重な国産エネルギー資源となる可能性を秘めているメタンハイドレートについても詳しく解説いただきます。

【講演】

13:00-13:05 開会挨拶

  (懇話会企画小委員会委員長/東京大学)山口 和也

13:05-13:50 1. レアメタルのリサイクル

(東京大学 生産技術研究所 持続型エネルギー・材料統合研究センター センター長・教授) 岡部 徹

 レアメタルの採掘や製造に伴い,海外では環境破壊が進んでいる。本講演では,レアメタルの現状と課題について概説し,レアメタルに対する誤解や偏見,さらには,日本では知ることが出来ない"裏の問題"についても紹介する。日本に蓄積されたレアメタルをリサイクルすれば,資源問題は解決するといった都市鉱山神話ならぬ誤解が蔓延しているが,レアメタル供給のボトルネックやリサイクルの問題点について解説する。

13:50-14:35 2. 都市鉱山からの貴金属リサイクル

(田中貴金属工業株式会社 化学回収カンパニー 市川工場 製造技術セクション・チーフマネージャー)板谷 和人

 天然資源に乏しい日本において,いわゆる都市鉱山からの資源回収は重要であり,特に埋蔵量の少ない貴金属をリサイクルすることは資源の有効活用の観点から不可欠であると言える。田中貴金属工業(株)においては,130年以上の歴史の中で貴金属製品の供給,及び使用済み製品のリサイクルを行い資源循環に貢献してきた。本講演では,主に当社におけるリサイクルプロセスを事例に,貴金属リサイクルの現状と課題を紹介する。

14:35-14:45 -休憩-   

14:45-15:30 3.日本の貴重な資源:ヨウ素を活かす

(千葉大学 大学院理学研究院化学研究部門・教授/千葉ヨウ素資源イノベーションセンター(CIRIC)・センター長)荒井 孝義

 平成28年度文部科学省補正予算事業「地域科学技術実証拠点整備事業」の採択を受け,「千葉ヨウ素資源イノベーションセンター」Chiba Iodine Resource Innovation Center (CIRIC)が,平成30年春に千葉大学西千葉キャンパスに竣工した。
 ヨウ素は日本が輸出する貴重な元素であり,世界のヨウ素の約30%(世界第2位)を生産している。千葉県は,そのうち75%を担っている。CIRICは,この貴重なヨウ素資源を活用し高付加価値なヨウ素製品を開発・製造するために設置された。講演では,CIRICの取組を中心にヨウ素の特性を用いた研究について紹介する。

15:30-16:15 4. 希望の資源,メタンハイドレート

(東京海洋大学 海洋資源エネルギー学部門・准教授)青山 千春

 みなさんはメタンハイドレートをご存じですか?
 最近研究が進んで,日本周辺海域には,わが国が利用する天然ガス消費量のざっと100年分以上も眠っていると推察されています。私たちは小さい頃から「日本は資源が無い国」と教わってきました。しかし,その考えを180度ひっくり返すポテンシャルをメタンハイドレートは持っています。本日の講演を聴いていただき,みなさんの心の中に,メタンハイドレートに関する興味が少しでも湧いてきたら,うれしいです。

16:15-16:25 -休憩-   

16:25-17:10 5. リン最前線-Pイノベーションとリン循環産業ビジョン

(早稲田大学 総合研究機構リンアトラス研究所・客員教授)大竹 久夫

 人体の主要な構成元素の中でリンだけが日本に資源がない。約1.27億の日本人が生きるには,毎年約4.6万トンのリンを海外から輸入し続けなければならない。リンはまた広範な製造業分野で使われており,「産業の栄養素」とも呼ぶべき重要な役割を担っている。本講演では,日本がリンの過度な輸入依存から脱却するための高純度リン素材(=黄リン)の国内生産の実現を中核とするリン(P)イノベーションと循環産業ビジョンについて紹介する。

17:10-18:10 交流会   

【参加費】 

 ・R&D懇話会会員・同法人会員 6,000 円(R&D懇話会 無料参加券が利用できます)
 ・日本化学会会員・法人会員 8,000 円
 ・一般 10,000 円
  ※金額はいずれも税込。

 原則,郵便振替または銀行入金による事前の支払いをお願いします。
 会期当日の現金によるお支払いは承りかねますのでご了承ください。
 【お支払期限:10 月 24 日(水)】
  ※お支払い日が期限を過ぎる場合には下記の問合せ先に予めご連絡ください。
  ※請求書は申込受理通知メールに記載のURLよりご取得頂けます。

【申込方法】 

 事前の参加申込が必要です。以下の申込フォームよりお申込みください。
  [URL] https://event.csj.jp/form/view.php?id=369194

会期 2018年11月2日(金)
行事名 第12回 技術開発フォーラム 資源の開発・利活用・リサイクル技術最前線
会場 化学会館 7階ホール(東京都千代田区神田駿河台1-5、JR御茶ノ水駅徒歩5分)
連絡先 公益社団法人日本化学会 企画部 技術開発フォーラム担当
E-mail: sangaku@chemistry.or.jp,電話: 03-3292-6163
URL https://event.csj.jp/form/view.php?id=369194