(2012..2.7 更新)

日本化学会ロゴ 第6回PCCP Prize 受賞者の発表

公益社団法人 日本化学会運営会議

 2007年Royal Society of Chemistry, PCCP (Physical Chemistry Chemical Physics) and Faraday Discussionでは ”PCCP Prize”を制定し、本会に対して受賞候補者の選定について協力要請がありました。 本会はこの要請を受け、標記賞の受賞候補者の選定に全面的に協力することを理事会で決定し、春季年会で表彰式を執り行うことにいたしました。

 本年度も受賞候補者を公募するとともに『日本化学会ディビジョン』主査に候補者の推薦を依頼いたしました。 1月下旬、日本化学会の運営会議内に設置された「PCCP賞選考委員会」を開催し、ディビジョンより推薦された候補者の研究内容、業績内容等について慎重かつ厳正に審査を行いました。その結果、第6回受賞者として下記3名の候補者を内定し、2月7日開催の理事会で報告・承認されましたので、発表いたします。

 
前田 和彦 氏 
(東京大学 大学院工学系研究科・助教および科学技術振興機構 さきがけ研究者(併任))

受賞題名:Development of Photocatalysts and Photoelectrodes for Visible-Light-Driven Water Splitting


講演番号: 1G1-48

前田 理 氏 (京都大学 次世代研究者育成センター(白眉)特定助教)

受賞題名:Development and Application of Automated Reaction Path Search Methods

講演番号: 3A4-08


古川 修平 氏 (京都大学 物質−細胞統合システム拠点 准教授)

受賞題名:Crystal Interface Engineering of Porous Coordination Frameworks

講演番号: 2G2-43

■本賞の選考対象・選考基準は下記のとおりです。

 本会会員(ディビジョン登録者)で、物理化学、光化学、理論化学、触媒化学、電気化学、コロイド・界面化学、ナノテク・材料化学、分析化学などPCCPがカバーする領域で傑出した研究成果があり、将来の活躍が期待される若手研究者(受賞年2012年4月1日時点で満35歳未満の者)で、かつその成果の一部を自身が日本化学会第92春季年会で発表する者。

 上記3名の受賞者には、第92春季年会会期中の第3日目、3月27日夕刻の国際シンポジウムレセプションにおいて、賞状(PCCP Prize Certificate for Outstanding Achievement of Young Scientists in Physical Chemistry and Chemical Physics)、賞金(一人300$)、および記念品がRSC代表より授与されます。


◆PCCP賞2012選考委員会
【委員長】岩澤 康裕(電気通信大学)
【委 員】有賀克彦(物質・材料研究機構)、中嶋 敦(慶應義塾大学)


歴代受賞者

以上


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