日本化学会

閉じる

トップ>会誌・図書 >化学と工業 >Vol.59,No.4

Vol.59,No.4 2006年

特集: 遺伝子治療―医療と化学

次世代の治療法として期待されている遺伝子治療は,世界的レベルで急速に研究が進んでおり,臨床応用される系も報告され,治療に関するガイドラインの設立といった社会的状況もめまぐるしく変わってきています。この遺伝子治療には,化学的観点からの研究が非常に重要で,遺伝子治療に必要な遺伝子・薬剤およびそのデリバリーシステムの研究と開発が精力的に行われており,特に遺伝子(プラスミド,リボザイムおよびアンチセンスなど)の設計,非ウイルスベクター開発など細胞内への輸送法の研究が著しい発展を遂げています。本企画ではこの分野の最先端の話題を紹介いたします。

 

OVERVIEW:

化学と生物学の融合
ケミカルバイオロジーが拓く新たな可能性

化学と工業 最新一覧