日本化学会

閉じる

トップ>会誌・図書 >化学と工業 >Vol.65, No.11

Vol.65, No.11 2012年

特集:我が国化学産業は生き残れるか―新しい成長の道

世界の化学産業は基礎化学品で中国,中東,インド,機能化学品でも韓国,台湾が台頭しており,国際的な勢力図は大きく変化してきている。欧米では企業グループの再編,アジアへの戦略シフトなどが進んだ。これに対して我が国は "ものづくり" 力を基盤に,高機能化学品を中心に存在感を保持してきたが,アジア勢の台頭に加え,税制,円高,労働規制,二酸化炭素排出量削減,自由貿易協定,電力問題とエネルギーコストの増大など事業の競争環境が悪化しており,新たな成長戦略を模索,転換していく必要に迫られている。そこで我が国化学産業が世界のなかで存在感を示し,どのようにしたら持続的成長を図っていけるのか大胆に論じていただく。


OVERVIEW

感性と科学が交差するところ
音楽の世界を支える化学

化学と工業 最新一覧