「化学の応用」、「実用化」、「事業化」を中心とするAdvanced Technology Program(ATP)〜未来社会を支える化学技術:材料化学、バイオケミカルテクノロジー
第87春季年会実行委員会

 第85春季年会から「化学の応用」、「実用化」、「事業化」を中心とする産学連携のための新しい企 Advanced Technology Program(ATP)を実施しています。当該分野のトップランナーによるオーガナイズならびに基調・招待講演などにより、活発な討論が行われ会場は活気あふれたものになり、多くの参加者から好評をいただくことができ、春季年会の新機軸として成功を収めました。
 そこで第87春季年会でも第3弾のATPを実施いたします。今回の討論主題は
「未来社会を支える化学技術:材料化学、バイオケミカルテクノロジー」で、セッションのテーマおよびサブセッションは、前回好評をいただきました材料化学のセッションに加え、バイオケミカルテクノロジーのセッションを新たに設けます。

1.「半導体用・実装用材料の開発最前線」
  <サブセッション:リソグラフィー材料、層間絶縁材料、実装用材料など>
2.「ディスプレイ用材料の開発最前線」
  <サブセッション:LCD用材料、PDP用材料、OLED用材料、FED用材料、電子ペーパー用
   材料など>
3.「エネルギー変換材料・環境材料の開発最前線」
  <サブセッション:リチウム電池、燃料電池、電池一般、キャパシター、有機系および
   新コンセプト太陽電池、光触媒など>
4.「光学材料の開発最前線」
  <サブセッション:光通信材料、光情報処理材料など>
5.「プリント・ストレージ用材料の開発最前線」
  <サブセッション:インクジェット材料、電子写真材料、感熱材料、光ストレージ材料
   など>
6.「未来材料」
  <サブセッション:機能材料(ナノ材料を含む)など>
7.「グリーンバイオ」
  <サブセッション:バイオコンバージョン、バイオマス利用、バイオポリマー、植物
   バイオテクノロジーなど>

8.「フロンティアバイオ」
  <サブセッション:ナノバイオ分子構築、バイオマテリアル、バイオ計測、先端医工学
   など>


 ATPの特色は以下のとおりです。
・ 従来の春季年会発表会場(Academic Program)とは独立の目的、内容、基準により運営します。
・ 主に産業界の人材を中心に企画、立案をおこないます。
・ セッションオーガナイザーおよび座長は産業界の人材にも積極的に参加いただき運営します。
・ 積極的に招待講演、依頼講演を取り入れます。
・ 本年会よりポスター発表を取り入れます。
・ 既発表のもの、特許化したもの、製品化したものも発表可とします。
・ 知的財産戦略や特許化の関連から「化合物A、B」による発表も可とします。
・ 大学発の実用化、ベンチャーへの取り組みの発信、発表を歓迎します。
・ ニーズ志向、アウトプット、製品名、実用例などを意識したプログラム編成、会場構成とします。
・ シーズ開発研究発表も歓迎いたします。
・ 3月25日(日)、26日(月)の2日間、約14会場、総発表450件、参加者700人以上を想定します。
産業界・大学からの積極的なご発表・ご参加をお願い致します