2017年7月27日
第49回国際化学オリンピックの代表生徒、メンターなどの日本代表団が7月26日(水)、文部科学省、経済産業省を訪問、水落敏栄文部科学副大臣、大串正樹経済産業大臣政務官にそれぞれ成果報告を行った。
今大会では、坂部圭哉さん(海陽中等教育学校(愛知県)6年)が金メダル、海士部佑紀さん(灘高等学校(兵庫県)3年)、守田脩究さん(岡山県立岡山朝日高等学校3年)、柳生健成さん(愛知県立岡崎高等学校3年)がそれぞれ銀メダルを獲得した。なお、坂部さんは2年連続の金メダル、海士部さんは2年連続の銀メダルとなる。
最初に訪問した文部科学省では水落副大臣から「どんな勉強をして準備したのですか」「タイの気温や食事はどうでしたか」など様々な質問を受け、生徒たちは自身の経験や感想を話していた。また、最後に大臣からは「今回のメダル獲得は皆さんの努力もあるけれど、支えてくれた先生やご家族に感謝しましょう、これからも頑張って下さい」との激励を頂戴した。
続いて訪問した経済産業省では、永澤明日本化学会オリンピック小委員会委員長から大会の概要について説明をした後、大串政務官から「今回の試験の難易度はどうでしたか」「将来の夢はなんですか」などと質問があり、「2年目なので前回より落ち着いてできた」「化学の道に進みたい」「医学の道に進みたい」などとそれぞれが回答した。対話は時々笑いが起こるような和やかな雰囲気で進み、最初は緊張していた生徒たちも徐々にリラックスできた様子だった。