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栗原和枝東北大学教授 IUPAC 2013 Distinguished Women in Chemistry or Chemical Engineering受賞

栗原和枝東北大学原子分子材料科学高等研究機構教授・多元物質科学研究所教授が化学および化学工学分野で貢献した世界の女性化学者に贈られる「IUPAC 2013 Distinguished Women in Chemistry or Chemical Engineering」に選ばれた。今年8月、トルコ・イスタンブールで開催されるIUPAC(国際純正・応用化学連合、会長・巽和行名古屋大学教授)総会で表彰される。

「IUPAC Distinguished Women in Chemistry or Chemical Engineering」はIUPAC が2011年の世界化学年プロジェクトのひとつとして創設したもので、今回は第2回目。栗原教授をはじめ、Irina P Beletskaya モスクワ国立総合大学(ロシア)教授やAnnette Doherty グラクソ・スミスクライン・ビーチャム上級副社長、Elsa Reichmanisジョージア工科大学教授(2003米国化学会会長)ら11名が選ばれた。2011年には相馬芳枝日本化学会フェローが受賞しており、日本からは2人目の受賞となる。

【栗原和枝教授の略歴】

1979年東京大学大学院工学系研究科博士課程修了(工学博士)。1979年東京大学技官(生産技術研究所)。アメリカやスウェーデンの大学や研究所の研究員を経て1987年新技術事業団(ERATO国武化学組織プロジェクト)グループリーダー。1992年名古屋大学工学部応用物理科助教授。1997年東北大学反応化学研究所教授。2001年東北大学多元物質科学研究所教授(改組による)。2010年東北大学原子分子材料科学高等研究機構教授。2011-2013年日本化学会理事。2011-2014年日本学術会議化学委員会委員長。

【主な研究領域と業績】

  • 界面化学:表面力測定による分子間・表面間相互作用ならびに個―液界面現象の研究
  • 固-液界面における液体分子の組織構造形成の発見
  • 新規表面力装置ならびに共振ずり測定法の開発と摩擦研究への展開

【主な受賞】

1997年日本女性科学者の会奨励賞、2000年日本化学会学術賞、2011年 A.E. Alexander Lectureship Award(オーストラリア化学会)。