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第19回理科・化学教育懇談会フォーラム「授業に役立つ化学の話III」開催報告

2015年3月17日

日本化学会関東支部主催の第19回理科・化学教育懇談会フォーラム「授業に役立つ化学の話III」が3月14日(土)午後1時から5時まで、千代田区神田駿河台の化学会館で開催された。中・高等学校、大学の教員、学生、科学教室、化学企業などから50名が参加、熱心に聴講した。
 理科・化学教育懇談会フォーラムは講演と演示実験から構成されるもので、中・高等学校教員からは授業に役立つ、普段聞くことのできない講演者の話が聴講できると好評で、今回も興味ある構成のフォーラムとなった。
 講演会では日本大学理工学部教授・短期大学部次長(日本化学会理事)の澤口孝志教授が「ユニークな化学技術者になるために~独学の勧め,百見は第六感にしかず,それは閃光(ヒラメキ)です~」をテーマにご自身の体験を織り交ぜながら、化学産業の発展に役立つユニークな化学技術者をどのように育てるか、について講演した。
 また角五正弘日本化学会フェロー(元住友化学工業石油化学品研究所長、高分子学会フェロー、現・岩田商会顧問)が「化学企業の研究開発者はどのように育つのか??高分子工業を中心に?」をテーマに世界で圧倒的なシェアを誇る炭素繊維や液晶ディスプレイ構成素材などを事例に日本の化学および化学産業の強さ、企業における研究開発の流れと研究者・技術者の役割、次世代を担う若者に化学への誘いと期待感を述べた。
 続いて日本大学講師の小林良夫氏が失火に見せかけた放火(擬装放火)の判定、指紋採取など法科学の事例、実際を科学的に楽しく紹介、参加者も交え、実際に体験学習を行った。

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