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化学グランプリ2014表彰式 第46回国際化学オリンピックベトナム大会参加報告会 第47回国際化学オリンピックアゼルバイジャン大会代表候補認定式 開催

2014年10月1日

 
 「化学グランプリ2014」の表彰式が9月27日(土)、千代田区神田駿河台の化学会館で開催された。あわせて「第46回国際化学オリンピックベトナム大会」の報告会、「第47回国際化学オリンピックアゼルバイジャン大会」の代表候補認定式が行われた。
 化学グランプリ2014は海の日の7月21日、全国64会場でマークシート式の第一次選考が行われ、成績上位者74名が二次選考に進み、8月22日23日に東北大学で実験をともなう記述式試験に取り組んだ。大賞、金賞、銀賞、銅賞がそれぞれ決定、今回大賞の5名を招き、表彰式を行い、賞状、副賞のノートパソコンを贈呈した。
 冒頭、主催者を代表して「夢・化学-21」委員会企画実行部会長の西出徹雄日本化学工業協会専務理事があいさつ、「スマートフォンの最新機種が発売、話題となったが、すべて革新的化学材料からできていることはあまり知られていない。世界はエネルギーや食糧問題、気候変動などの課題を抱えているが、この解決にもっとも力を発揮するのは化学です。学問としての化学、ものを生産している化学産業もわが国は非常に高いレベルにあり、さらに発展と広がりを持っていることを知っておいて欲しい」と述べた。また来賓あいさつとして片岡洋文部科学省科学技術・学術政策局人材政策課長が「ここにいらっしゃる皆さんは研究者として世界で活躍する夢を持っている人もしると思います。是非、研鑽を積んで夢を叶えるよう頑張って欲しい」、茂木正経済産業省製造産業局化学課長は「わが国の化学産業は先進国型集約産業で世界的に高い競争力をもっている。この力を維持していくためには活力ある人材が必要。皆さんのように若い人材は宝、礎、希望です。今後も頑張って欲しい」とそれぞれ祝辞と期待を述べた。
 このあと2部では第46回国際化学オリンピックベトナム大会代表が世界の高校生と交流した様子、試験の感想などを報告、3部では二次選考で成績優秀であった高校2年生以下の生徒および支部推薦の21名が2015年アゼルバイジャンで開催される国際化学オリンピック代表候補に選出され、認定式が行われた。
 特別ゲストとして玉尾皓平理化学研究所研究顧問(日本化学会前会長)が中学生、高校生に向けて、幼少時代からの時代と環境、化学に進路をとった理由などをわかりやすく紹介し、「日本の化学の底力はきわめて強い。これからの時代は君たちの時代だ。化学を楽しみ、素晴らしさを発信してもらいたい。化学の新しい発見は"快感"。サイエンスで"快感"を求めて欲しい」とメッセージを贈った。

 化学グランプリ2014大賞受賞者
   森田峻平 (東京都筑波大学附属駒場高等学校)
   坂西 空 (東京都立西高等学校3年)
   福永隼也 (兵庫県白陵高等学校3年)
   正田浩一朗(兵庫県白陵高等学校3年)
   林 杏果 (東京都豊島岡高等学校3年)
   

grandprix2014-1.jpg化学グランプリ大賞受賞者と

grandprix2014-2.jpg元素周期表を手に玉尾先生と記念撮影

grandprix2014-3.jpg国際化学オリンピックアゼルバイジャン大会代表候補認定式
  grandprix2014-4.jpg国際化学オリンピックベトナム大会参加報告

grandprix2014-5.jpg主催者代表としてあいさつする西出徹雄氏

grandprix2014-6.jpg締めのあいさつをする尾池秀章化学グランプリ・オリンピック委員会委員長