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【開催報告】第7回 CS3 中国の大連にて開催

2017年9月14日

過日9月5日(火)~8日(金)に、中国 大連において、第7回CS3が Solar Energy & Photonics for a Sustainable Future をテーマとして開催されました。

CS3とは、人類が直面する喫緊の課題に化学の立場から取り組むべく、奇数年に参加5ヶ国(独、英、中、米、日)が合同で開催する"Chemical Sciences and Society Summit" を指します。化学者が自由に討議する目的で、2009年スタートし、今回で第7回目の開催となります。

特定のテーマに即して選ばれた数名の研究者が、各国のFunding Agencyから1名、化学会の代表1名で構成する各国の代表団とともに、毎回異なるテーマを題材として活発に議論を行います。参加国は持ち回りで主催国となり、開催地と議題とするテーマを選定して議論を行うユニークなスタイルが特徴です。

今回は日本のリーダーとして、堂免 一成先生(東大)、そして、主テーマの下に設けられた4つのサブテーマの各担当として下記の4名、そして各分野の総括として錦谷 禎範先生(早稲田大)が出席しました。またJSTの研究開発戦略センターからは伊藤 哲也氏が、本会代表としては、澤本 光男常務理事(中部大)が出席しました。

  1. Artificial Photosynthesis and CO2 Reduction には阿部 竜先生 (京大)
  2. New PV Materials with Abundant Elementsには山田 容子先生 (奈良先端大)
  3. Photonic Materials and Photon Upconversionには楊井 伸浩先生 (九大)
  4. Photofunctional Materials and Structures for Light Manipulation 関 修平先生 (京大)

Prof_Yamada.jpgDiscussion.jpgこの会は講演者のプレゼンに対する質疑応答にとどまらない、全参加者による熱心な意見交換が特徴で、時にこの議論が、各国の事情や環境問題等、現実の課題に即した議論に発展しながら、有効な解決の糸口を探っていきます。最終的に白書(*注)に纏め上げるため、CS3の日程を終了したのちもサイエンスライターと出席者がさらなるコミュニケーションを重ね、本年末を目途にその議論を集約させていきます。

白書が完成したのち、このたびのCS3日本代表チームの活躍を来年の日本化学会第98春季年会の関連イベントにて皆様に広くご案内させていただく予定です。奮ってご参加のほど御願い申し上げます。(詳細は別途ご案内予定)

なお次回は、2019年に米国がホストにて開催予定です。

*注 過去のCS3白書は、当会ホームページに掲載されています。