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【開催報告】第61回東京都中学校生徒理科研究発表会

2016年1月27日

 第61回東京都中学校生徒理科研究発表会が1月23日(土)、24日(日)の二日間、千代田区神田駿河台の化学会館で開催された。理科研究発表会は東京都中学校理科教育研究会(会長・山谷安雄練馬区立旭丘中学校長)が主催(後援:日本化学会、讀賣新聞社)、中学校生徒の理科研究を奨励することを目的に毎年開催している。第61回の今回は20の中学校1科学教育センター、来賓、指導教諭、保護者ら350名が参加、日ごろの研究の成果を口頭とポスターセッションで発表、熱心な質疑応答が行われた。
開会式では山谷会長が「一家に1枚周期表に多くの日本人研究者が載っており、次の周期表にも新たに二人の研究者が載り、23人になるでしょう。また理化学研究所が113番目元素の発見について優先権が認められ、命名権が与えられたのは記憶に新しい。科学技術の進歩は多くの研究者が何故と自ら問い、考えることで進歩してきました。君たちも日ごろから何故と考えてほしい」と語りかけ、来賓の田中史人全国中学校理科教育研究会会長(八王子市立松木中学校長)が「日本は科学技術立国と言われながら研究者が減少してきている。科学技術の発展には若い研究者が必要です。皆さんも是非、日本の将来を支える人になって欲しい」とあいさつした。 このあと2日間にわたって、化学、物理、生物、地球科学、環境などさまざまな領域で21件の研究発表、ポスターセッションが行われた。発表では質問票に答える形で、ポスター前も他校のブースで相互に活発な質疑応答が行われた。
初日、薦田敏研修部長(江戸川区立葛西第二中学校長)、二日目は遠藤映悟編集部長(足立区立加賀中学校長)が審査員を代表して、「皆さんいずれも着目、条件設定、実験・観察、結果を導き出す道筋が良くできている。ただこれがスタートです。成果や新たな疑問を活かして次の研究に進めてほしい」と講評した。このあと表彰式が行われ、参加者に表彰状とメダル、6校(一日3校ずつ)には優秀賞と盾が贈られた。最後に江崎士郎研究部長(世田谷区立砧南中学校長)が「日本化学会の会場はノーベル化学賞の記者会見が行われた場所です。皆さんも今日を新たなスタートとして研究を続け、将来、是非ノーベル賞をとって、ここに帰ってきてください」と締めくくった。

発表プログラム

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