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2013 Honorship

2013年6月18日

玉尾皓平会長が6月13日(木)、名古屋大学の赤崎記念館を訪問、平成24年度日本化学会名誉会員に推戴された赤﨑勇名古屋大学特別教授を訪問し、意見交換を行った。

平成24年度の日本化学会名誉会員は赤﨑教授のほか、岩澤康裕電気通信大学教授(前日本化学会会長)、カナダのHoward Alperオタワ大学教授、Chunli Bai(白春礼)中国科学院院長(前中国化学会会長)の4名が日本化学会名誉会員推戴されており、今回の赤﨑教授との意見交換ですべてのセレモニーが完了した。

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写真左より)玉尾会長、Howard Alper教授、岩澤康裕教授

岩澤康裕電気通信大学教授(前日本化学会会長)は触媒表面科学という新領域を切り拓いた卓越した研究者で、東京大学理学研究科長・理学部長、日本学術会議第三部長などを歴任、研究・教育・学術の幅広い領域で功績をあげており、2003年紫綬褒章、2004年日本化学会賞を受賞し、2010年・2011年の日本化学会会長を務めている。

またHoward Alperオタワ大学教授は均一系遷移触媒のカルボニル化で世界のトップ研究者という顔をもつ一方、カナダの科学技術・イノベーション会議議長として科学技術政策の立案や外交にもかかわる重鎮。岩澤教授、アルパー教授には今年3月、立命館大学びわこ・くさつキャンパスで開催された第93春季年会で名誉会員推戴式を行い、称号が贈られている。

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玉尾会長とChunli Bai院長

Chunli Bai中国科学院院長には今年4月下旬、玉尾会長が理化学研究所の公務で訪中した際、中国科学院を訪問、推戴式を行った。Bai院長は中国科学院院長の重責を務めるほか、ナノサイエンス研究の世界の牽引者でもある。日本との関係も深く、1991年から92年に東北大客員教授として来日、その後1998年から2010年まで中国化学会会長を務められ、その間にCCSとCSJの交流協定を締結するなど日中の科学技術と人的交流に多大の貢献をされている。玉尾会長は業績を称えるとともに祝辞を述べ、名誉会員証を手渡されたという。

photo_bai2.jpg中国科学院にて

今回の赤﨑教授訪問は玉尾会長の東海支部訪問に合わせて実施されたもので、玉尾会長との交歓が実現した。青色発光ダイオードの開発者で、1997年紫綬褒章、2004年に文化功労者、2011年に文化勲章を受けている。「窒化ガリウムに出会い研究に取り組み始めたのが40歳、成果が出たのは56~60歳で遅咲きの研究者だ」(著書「青い光に魅せられて」)と述べているように青色発光ダイオード開発に一貫と研究に取り組んだ。玉尾会長も名古屋大学の赤崎記念館を訪問した際、開発の歴史、経緯を伺い、「一つことを極めた学者は違う。研究はこうあるべきだ。おおいに感動した」という。

photo_akasaki.jpg写真左より)玉尾会長、赤﨑教授、川島常務理事

photo_akasaki2.jpg赤﨑教授から説明を受ける玉尾会長