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JAPAN-UK/Sweden Science, Technology & Innovation Symposium

2014年3月26日

JAPAN-UK/Sweden Science, Technology & Innovation Symposiumが3月3日、5日にストックホルム、ロンドンで開催された。

このシンポジウムの趣旨は、英国、スウェーデンの科学・技術コミュニティーに対して、科学・技術・イノベーションにおける日本発の独創性に富んだ地球規模での貢献を紹介することである。そのために、持続可能な社会や生活の実現につながる成果を生み出した日本の研究者を招聘する。昨年3月、初めて、JAPAN-UK/Sweden Science, Technology & Innovation Symposium 2013を、旭化成社吉野彰博士を招聘し、ロンドン、ストックホルム、ヨーテボリで開催した。今回第2回目である。

今回、基礎研究をベースに、様々な疾患の治療に役立つ革新的かつ実践的な技術を生んだとして高い評価を受けている菅裕明教授(東大、PeptiDream社Co-Founder)を招聘、「Pseudo‐Natural Product Synthesis and Drug Applications」のテーマで次のような内容の講演が行われた。tRNAと非天然系アミノ酸を結合するRNA触媒である"Flexizyme"の開発に端を発した、非天然系アミノ酸を環状ペプチドに組み込む革新的技術、および1012に及ぶこの環状ペプチドライブラリーからの創薬の母体構造のスクリーニングをおこなう"RaPID"法について紹介した。

In Sweden

スウェーデンでのJapan-Sweden Science, Technology & Innovation Symposiumは3日(月)にストックホルムの王立工学アカデミーで行われた。今回は 王立工学アカデミー(IVA)とJSPSが主体となり、日本化学会、在スウェーデン日本大使館、日本-スウェーデン友好協会、PeptiDream社の協力で実現した。菅教授に続いて、ストックホルム大学のProf. Gunnar von Heijneが講演を行い、関係者によるパネル討論が行われた。スウェーデン王立工学アカデミーのBjorn O. Nilsson会長、森元誠二大使はじめ関係者の他、約70名が熱心に聴講した。

In London

日本化学会、在英国日本大使館、PeptiDream社が共同主催、英国王立化学会協力で、JAPAN-UK Science, Technology & Innovation Symposium 2014 in LONDONが、3月7日(水)15時からロンドンの在英国日本大使館ボールルームで開催、40数名が出席した。菅教授の講演に続いて、オックスフォード大学のProf. Christopher Joseph Schofieldが講演を行った。 共同主催者として、林景一大使から、大使館を日本の科学技術発信のハブにしたいというメッセージとともにご挨拶いただき、伊藤直樹公使、RSCのRobert Parker常務理事ともに、講演会からレセプション終了まで出席いただき、和やかに歓談した。

スウェーデン、英国ともに、昨年3月の吉野彰博士を招いたシンポジウムの成功を受け、化学以外のテーマで数回のシンポジウムを開催しているという。今後も、化学に関して化学会が協力して、シンポジウム開催とともに科学技術・イノベーションに関する交流関係を継続することになった。

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質問するBjörn O.Nilssonスウェーデン王立工学アカデミー会長(前列左)と森元誠二大使

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Prof. Gunnar von Heijneと菅裕明教授

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菅裕明教授、Prof. Christopher Schofield

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菅裕明教授、林景一大使、川島信之常務理事