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化学技術基礎講座「製品開発に必要な有機合成化学の基礎」

2014年10月10日

 日本化学会産学交流委員会主催の化学技術基礎講座「製品開発に必要な有機合成化学の基礎」が10月9日(木)、10日(金)の2日間、化学会館で開催された。化学技術基礎講座は大学で化学を履修した後、化学的知識を基礎から学びたいと考える技術系新入社員や人事異動や配置転換、所属企業の新規事業の開始などによってを機会に新たな技術、知識が必要な中堅技術者や研究者、また化学企業への就職を希望する化学系学生などを対象に行っているもので、今回の有機合成の基礎には34名が参加した。

 初日9日の第一講は主査の高井和彦岡山大学教授が担当、趣旨説明と有機合成の基礎について講演、「知っておくべき有機化学の基本はそう多くはない」と知ってかおなければならない有機合成反応をあげ、内容を簡単に紹介した。また「教科書をどうつかいこなすのか」「実際の合成例を活かそう」と勉強法を伝授した。
 このあと具体的なテーマニついて秋山隆彦学習院大学教授「炭素―炭素結合形成;アルドール反応から有機触媒まで」、井上将行東京大学教授「複雑な化合物を合成するときの合成戦略」、徳山英利東北大学教授「医薬品・電子材料で注目されるヘテロ環の化学」、加藤禎人名古屋工業大学教授「実験室から工業化へ―撹拌槽のスケールアップにおける着目点」について研究最前線にいる講師による講義が行われた。
 このあと懇親会では講師、聴講者、産学交流委員会委員が参加、個々の質疑応答、情報交換が行われた。
 二日目の10日には大嶌幸一郎京都大学教授「有機合成の基礎:実験室での酸化・還元から工業的な酸化まで」、小澤文幸京都大学教授「有機金属化学の基礎とクロスカップリング反応」、武次徹也北海道大学教授「計算化学による有機反応の解析入門」の講義が行われた。

kagakukiso201410.jpg 1日目 高井和彦先生

kagakukiso201410-2.jpg二日目 大嶌幸一郎


これからの化学技術基礎講座
★化学工学 11月17日(月)~18日(火)
「化学技術基礎講座 知っておきたい化学プラントの基本原理、工業化プロセスの要諦を学ぶ-化学技術者のための化学工学-」
★高分子キャラクタリゼーション 11月26日(水)~27日(木)
「高分子の構造物性相関解明のためのキャラクタリゼーション講座 -複雑な構造もやり方一つでここまで分かる!入門から応用まで徹底講義」