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化学の日@開成学園

2014年10月24日

 日本化学会、開成学園、「夢・化学-21」委員会主催の「化学の日@開成学園」が化学の日当日の10月23日、東京都荒川区の開成学園で開催された。開成中学校、高校の生徒や保護者500名が参加、玉尾皓平理化学研究所研究顧問(前日本化学会会長)、小林喜光日本化学工業協会会長(三菱ケミカルホールディングス社長)、鈴木章北海道大学名誉教授(講演順)が中高生にミニ授業行い、若者たちにメッセージを贈った。
 講演会では柳澤幸雄開成学園校長の開会のあいさつに始まり、開講した。玉尾研究顧問はアボガドロ定数について科学的にしかも面白く説明したのをはじめ、自ら企画した「一家に1枚周期表」を題材に元素と科学技術、産業、社会を分かりやすく解説した。小林会長は化学産業の重要性と社会での役割、三菱ケミカルホールディングスの経営姿勢などについて丁寧に講演した。また鈴木教授は2010年ノーベル化学賞の受賞大賞となったクロスカップリングについて講演したほか、ノーベル賞受賞の連絡や授賞式などのエピソードについても興味ある話をされた。
 それぞれ自らの中・高校生時代のこと、化学に進んだきっかけなどにも触れ、「わが国の化学、科学技術の底力はすごい。多くの若い人々が化学、科学技術の分野に進んでほしい」(玉尾)、「世界の企業はグローバルリーダーを求めている。とくに日本の若い方々には人間として哲学をもつこと、欧米人に負けないタフな交渉力を持つこと、日本人のアイデンティティをベースにした強みを意識して欲しい」(小林)、「わが国は資源のない国。このため研究開発によって付加価値の高い製品を創り出すことが求められる。若い人々にはこの一翼を担うため化学、科学技術の分野に入ってきてほしい」(鈴木)とそれぞれメッセージを贈った。最後に西原寛日本化学会副会長・教育普及部門長がまとめとお礼を述べ、閉会した。

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