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化学技術基礎講座「高分子の構造物性相関解明のためのキャラクタリゼーション講座」

2014年11月28日

日本化学会産学交流委員会主催の化学技術基礎講座「高分子の構造物性相関解明のためのキャラクタリゼーション講座 -複雑な構造もやり方一つでここまで分かる!入門から応用まで徹底講義」が11月26日(水)、27日(木)の2日間、化学会館で開催された。企業、公的研究機関、大学などから48名が参加した。

 化学技術基礎講座は大学で化学を履修した後、化学的知識を基礎から学びたいと考える技術系新入社員や人事異動や配置転換、所属企業の新規事業開始などの機会に新たな技術、知識が必要な中堅技術者や研究者、また化学企業への就職を希望する化学系学生などを対象に開催しているもので、有機合成、高分子、化学工学、電子部品・材料などの技術領域で行われている。

高分子材料の物性研究では化学構造、分子量、分子立体構造、分子鎖集合状態など構造情報の詳細を知ることが重要である。今回の「高分子の構造物性相関解明のためのキャラクタリゼーション講座」ではキャラクタリゼーションをうまく行えば、非常に深く多様な情報が得られること実感してもらうため、基礎概念からキャラクタリゼーションテクニックまで系統的にプログラムが組まれた。

 初日26日は主査の田代孝二豊田工業大学教授が趣旨説明を行った後、加藤信子ブリヂストン中央研究所フェローが「製品開発のための高分子キャラクタリゼーション~その威力を発現するには~」、田代教授「ここまでわかる最先端の高分子キャラクタリゼーション(その1)」、中村洋京都大学准教授「分子量と分子量分布(質量分析・クロマトグラフィー・光散乱)」、浅野敦志防衛大学校教授「高分子の構造と運動性(溶液および固体NMR)について講義、質疑応答を行った。27日は佐々木園京都工芸繊維大学准教授が「高分子の結晶、非晶、高次構造解析(広角・小角X線散乱)」の講義、昼食をはさんた後、田代教授が「高分子鎖の形態と原子間・分子間相互作用(振動分光)」、「ここまでわかる最先端の高分子キャラクタリゼーション(その2)」、「高分子の新しい姿を捉える-最先端巨大科学(放射光、中性子)」の講義、紹介を行った。

なお、今年度予定されていた化学技術基礎講座は全て終了した。
来年度の予定はこちらのページで確認出来るので、より多くの方が受講されることを検討頂きたい。

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