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【開催報告】化学週間イベント

2015年10月29日

 今年の化学週間は10月19日(土)から25日(日)、さまざまなイベントが開催されました。小・中学生、高校生、一般の方々が多く参加、参加者には「化学の日」缶バッジやクリアファイルがプレゼントされました。その模様はNHKの全国ニュースでも紹介され、各種新聞でも「化学の日特集」が発行されるなどメディアの協力もあって「化学の日」、「化学週間」の認知度は確実に広がっています。これからも全国で「化学の日」関連イベントが開催されます。随時、日本化学会ホームページ「化学の日」で紹介していく予定です。

■青森では弘前大学が化学の日に先駆けて(10月10日、11日)
 弘前大学教育学部主催で10月10日に青森市立後潟小学校の「土曜学習」、11日は弘前市南富田体育センターで「弘前大学地域連携事業」が「化学の日」連携イベントとして開催された。土曜学習では「割れないシャボン玉・水中シャボン玉を作ろう」、地域連携事業では「いろいろなスライムを作ろう」をテーマにそれぞれ40名が実験にチャレンジした。

kagakuweek201510-1.jpg kagakuweek201510.jpg  弘前大学との地域づくり連携事業 青森市立後潟小学校 土曜学習

■化学の日 実験教室@南相馬(10月18日)
 日本化学会普及・交流委員会が10月18日、福島県南相馬市の南相馬市博物館で実験教室を開催した。幼稚園児・小学生など15名が参加、齊藤幸一開成高校教頭、宮本一弘同教諭が講師となって、色が変わる実験、色と光の三原色などの実験を楽しんだ。

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■理研DAY:研究者と話そう(10月18日)
 理化学研究所主催で研究者と直接話ができるイベント「理研DAY:研究者と話そう」が毎月第3 日曜日に科学技術館で行われており、「明日から化学週間」という10月18日は、「触媒を利用してクールな化学反応システム」を作り出そうとしている山田陽一理化学研究所グリーンナノ触媒研究チーム副チームリーダーが「モノ作りの化学」について講演した。科学技術館の360度パノラマ映像が楽しめるシンドラドームに投影された映像で山田氏の化学実験室の様子を体感、さらにモノづくりと化学の関係、化学研究の成果などについても話がおよんだ。参加者からは「研究者になったきっかけは?」、「研究以外の趣味は?」など質問が相次ぎ山田氏が丁寧に説明していた

kagakuweek201510-5.jpg kagakuweek201510-6.jpg 講演する山田陽一理化学研究所副チームリーダー


■化学週間「君たちの将来と化学の未来―東大で過ごす化学の週末」(10月18日)
 日本化学会、東京大学理学系研究科、東京大学工学系研究科、化学工学会、塩ビ工業・環境協会共催、「夢・化学-21」委員会後援で、10月18日、東京大学小柴ホールで講演会を開催した。藤田誠東京大学教授が「化学と幾何学~多面体の定理を活かしたものづくり~」をテーマに多面体から幾何学、新しい定理の確立とものづくりへのダイナミックな発展を熱く講演、参加した中高生も目を輝かして聴講した。
 また塩ビ工業・環境協会の小坂田史雄氏の「プラスチックの世界」の講演、演示実験、化学、生物、物理の各国際科学オリンピック元代表の東大生4名がそれぞれのオリンピックの体験、これからの夢を語り、中・高校生へメッセージを贈った。

kagakuweek201510-7.jpg kagakuweek201510-9.jpg     講演する藤田誠東京大学教授             講演と演示実験

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      東大で過ごす化学の週末           国際科学オリンピック元代表によるトーク

■化学の日@鴎友学園女子中学高等学校(10月23日、24日)
 鴎友学園女子中学高等学校と日本化学会の主催、「夢・化学-21」委員会後援で開催した。「化学の日」当日の10月23日は2010年ノーベル化学賞受賞した鈴木章北海道大学名誉教授の講演「Nobel化学賞を受賞して」を行い、中・高生770名のほか保護者を含め約900名が聴講、ミニ授業にも300名が参加、熱心にメモをとっていた。2日目の24日は玉尾皓平理化学研究所研究顧問、長谷川美貴青山学院大学教授、松尾恵子花王・ヘルスビューティ研究所長のトップ研究者によるミニ授業、緒明佑哉慶應義塾大学専任講師の大学レベルの実験教室などが行われた。
 2日間共、質疑応答では多くの生徒が質問、これが中学生の質問かという高度な内容もあった。講師陣は驚き、そして「今日は本当に楽しかった」という感想を述べ、大いに盛り上がった。

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kanagawaweek201510-14.jpg kanagawaweek201510-13.jpg     講演する鈴木章北海道大学名誉教授        玉尾皓平理化学研究所研究顧問

kanagawaweek201510-16.jpg kanagawaweek201510-12.jpg        トップ研究者によるミニ授業           長谷川美貴青山学院大学教授

kanagawaweek201510-11.jpg kanagawaweek201510-17.jpg松尾恵子花王ヘルスビューティ研究所長           大学レベルの実験教室

kanagawaweek201510-15.jpg                  生徒の歓声・鈴木章名誉教授

■少年少女のための講演会(10月24日)
 日本化学会関東支部、東京理科大学共催の「少年少女のための講演会」が10月24日、東京理科大学神楽坂キャンパスで開催された。小学5年生から中学3年生までの少年少女47名、保護者が参加、藤嶋昭東京理科大学学長の講演と演示実験、関東支部事業企画委員会委員による実験教室が行われた。
 藤嶋昭学長は「光で生まれる色の不思議」のテーマで、身近な自然現象の中にある不思議「空はなぜ青いのか?」、「夕焼けはなぜ赤いのか?」などについて、実演実験を交えながら説明した。子供たちから「先生が50年前に触媒の研究を始めたきかけは何ですか?」といった多くの質問があり、質問した子供には、藤嶋先生から化学に関する本がプレゼントされた。また実験教室では「紫キャベツの七変化」、「逃げ足が速いのは何色?ペーパークロマトグラフィーで色素を分けてみよう!」の2つの実験を行い、「とても楽しかった」「白衣を着て化学者気分」とうれしい感想が寄せられた。

kanagawaweek201510-24.jpg kanagawaweek201510-18.jpg 講演する藤嶋昭学長 参加者に話しかける

kanagawaweek201510-19.jpg kanagawaweek201510-20.jpg   実験教室 少年少女のための講演会


■化学の日子ども化学実験ショー(10月24日、25日)
「夢・化学-21」委員会主催の化学の日子ども化学実験ショーが10月24日、25日の2日間、京セラドーム大阪スカイホールで開催された。4,300名の親子が参加、楽しい化学実験や化学マジックパフォーマンスを楽しんだ。化学企業・団体10ブース、日本化学会実験体験小委員会および近畿支部学教育協議会5ブース(近畿支部化学教育協議会、大阪教育大学、大阪大学、大阪市立大学、京都府立鴨沂高等学校)がミニ教室・実験ブースを開設、日本化学工業協会がステージイベント「理系マジシャンによる化学マジックパフォーマンス」を行った。

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