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【開催報告】化学の日@陸前高田「おもしろ理科実験教室」

2016年10月21日

 化学の日イベントのキックオフとして,日本化学会普及交流委員会は,10月9日(日)陸前高田市コミュニティホールで「おもしろ理科実験教室」を開催した。
 当日は子どもやその保護者を会わせ17名が参加した。開成高校の齊藤幸一教頭が化学の日の説明や周期表の簡単な話をしたあと,振ると透明な液体が青くなるブルーボトルの実験やイソジン水溶液のペットボトルを振ると、赤、青、黄に色が変化するマジックショーなどを見せた。続いて宮本一弘開成高等学校教諭が参加型実験として,水溶液の密度の違いを利用した色水タワーの実験,偏光板による光の実験,LEDを使った光の三原色の実験などを実施した。化学マジックでは「ワアーすごい」と歓声があがった。色水のタワーでは,参加者全員真剣な表情で取り組み,「きれいだね」と目を輝かせていた。
 普及・交流委員会では昨年、南相馬での実験教室を開催、今年も震災地域支援の一環として陸前高田市で実施した。きっかけは,映画「隣る人」の上映会を通じて,震災地域の支援をしている稲塚由美子さんに陸前高田市の被災者支援団体「ちーむ麻の葉」の代表である大和田加代子さんを紹介していただき、さらに大和田さんから陸前高田市で子ども支援活動を展開しているNPO法人パクトの杉山智春らのグループに実験教室のコーディネートをお願いして実現した。まさに地道に震災支援をしている方々のバトンリレーで実現できた実験教室である。
 共催したNPO法人パクトから後日、「多くの子どもたちに参加していただき、内容も楽しく化学を学べる素晴らしいものでした。参加した子どもたちも大変楽しんでもらえたと思います。陸前高田の子どもたちのために心のこもったご支援をいただき、本当にありがとうございました」とお礼のメールをいただいた。また実験教室の様子は地元の東海新報10月10日付で「化学の楽しさ再確認」という見出しで記事にもなった。人のご縁に感謝し,今後も継続していくことが大切と考えている。

(普及交流委員長 齊藤幸一)

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