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【化学の日イベント】化学週間「君たちの将来と化学の未来―東大で過ごす化学の週末―」

2016年11月2日

 「化学週間」君たちの将来と化学の未来―東大で過ごす化学の週末―(主催:日本化学会、東京大学大学院理学系研究科、東京大学大学院工学系研究科 共催:「夢・化学―21」委員会)が10月22日(土)東京大学小柴ホール(文京区本郷)で開催された。

 当日は、中高生をメインに小学生から大人まで80名以上が参加し、化学の日を楽しんだ。また、今回は講演内容や体験内容に女性向けの企画があったため、通常のイベントより女子中高生の参加が多く、華やかなイベントとなった。
   堂免一成 東京大学工学部教授の講演「太陽光と水から直接水素を生成する光触媒」では、皆、真剣にメモを取るだけでなく、教授からの問いかけに自ら手を挙げて発言したり、講演後の質疑の時間も盛り上がるなど積極的に参加していた。

 松尾恵子 花王株式会社ヘルスビューティ研究所所長の「商品開発研究における科学する心の大切さ」をテーマにした講演でも、参加者は○×クイズに手を挙げるなど双方向型の講演を楽しんだ。また、松尾所長からは「男性、女性というより個性を大切に」「継続は力なり」などのメッセージが寄せられた。

さらに、元素周期表のネクタイをした玉尾皓平 理化学研究所研究顧問からは「一家に1枚周期表」の解説があり、盛りだくさんの内容で参加者たちは化学漬けの半日を楽しんだ。中でも、玉尾顧問から元素記号を使ったたくさんのゴロ合わせが紹介され、「Ga N  Ba Rho」(ガンバロー)などの言葉がスライドに表示されると会場からは笑いが溢れていた。

 講演の後は、日本古来のおもちゃであるパタパタ(からくり屏風)を参考に工作した「からくり周期表」(からくり屏風に元素記号を書いたおもちゃ)の作製や、ネイルアートに元素記号を用いる「元素ネイル」を体験。「からくり周期表」の作製では、最初は苦戦しながらも出来上がった周期表で遊ぶ表情は笑顔が溢れていた。また、「元素ネイル」の周りには多くの女子学生が集まり「O Mo Te Na Si」(おもてなし)などのゴロ合わせをした文字入りネイルを楽しんだ。

 参加者からは「とても楽しかった」「からくり周期表を作るのは少し難しかったけど、うまくできて嬉しい」などの感想が寄せられた。

kagakunohi@todai201610-1.jpg kagakunohi@todai201610-2.jpg        元素ネイルを作る               からくり周期表を作ろう

kagakunohi@todai201610-3.jpg kagakunohi@todai201610-5.jpg  科学する心の大切さ 花王・松尾恵子氏             玉尾皓平元会長

kagakunohi@todai201610-4.jpg                  質問に答える堂免一成教授