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R&D懇話会176回定例会「セルロースナノファイバーの製造と用途展開」を開催

2014年9月10日

産学交流委員会主催によるR&D懇話会176回定例会が5日(金)17:00から化学会館で開催された。第176回の今回は「セルロースナノファイバーの製造と用途展開」をテーマに矢野浩之京都大学教授、Lars A Berglundスウェーデン王立工科大学ワーレンバーグ・ウッドサイエンス研究センター教授がそれぞれ講演した。
 セルロースナノファイバーは鋼鉄に比べて5分の1の軽さで、5倍以上の強度をも有軽量、高強度、極細の材料である。さらに光を透過するなどの特徴が注目されており、新材料としての関心が高まっている。矢野教授は木材などの植物バイオマスからのナノファイバー製造法、さらに構造用途や透明樹脂補強用途への利用について紹介した。
またLars A Berglund教授は「ポリマー複合材料研究におけるナノセルロースの重要性」のテーマで、ナノセルロースの基本物性から高靭性のナノコンポジットフィルム、熱硬化性樹脂、ナノコンポジットフォーム、難燃性コーティング、エアロゲルなど多様特性をもつナノセルロース材料について講演した。
 当日は登録者のほか、懇話会企画小委員会(委員長・関根泰委員長早稲田大学教授)メンバーなど35名が参加、熱心に聴講した。また懇話会終了後の懇親会でも質疑応答が行われた。

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R&D懇話会の今後の予定

  • 10月3日(金)177回定例会「劣質炭素資源の化学的有効利用の最前線」
  • 11月14日(金)178回定例会「再生可能エネルギーの開発最前線」