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「第46回国際化学オリンピックベトナム大会」代表候補認定式

2013年9月30日

「化学グランプリ2013」表彰式、「第45回国際化学オリンピックロシア大会」参加報告会、「第46回国際化学オリンピックベトナム大会」代表候補認定式が9月28日(土)午後1時から千代田区神田駿河台の化学会館で開催された。

ご来賓に伊藤宗太郎文部科学省伊藤宗太郎文部科学省科学技術・学術政策局次長、茂木正経済産業省製造産業局化学課長、主催者側から高橋恭平「夢・化学-21」委員会委員長(日本化学工業協会会長・昭和電工会長)玉尾皓平日本化学会会長(理化学研究所グローバル研究クラスタ長)、須藤雅夫化学工学会副会長(静岡大学教授)、五十嵐明新化学技術推進協会事業統括部長、片山靖化学グランプリ・オリンピック委員会委員長(慶應義塾大学教授)が出席した。主催者、ご来賓の挨拶のあと、化学グランプリ大賞の5名に主催者代表の5名からそれぞれ表彰状が贈られた(副賞のパソコンは後刻手渡された)。

第45回国際化学オリンピックロシア大会の報告会が行われ、代表団の生徒、引率者から大会の総括、国際交流の光景などの雰囲気が写真も交え報告された。

続いて第46回国際化学オリンピックベトナム大会の代表候補22名が決定、片山化学グランプリ・オリンピック委員長から認定証が授与された。代表候補は今後、2回の選抜試験を実施、2014年3月末に代表候補が決定する予定。

特別ゲストとして野依良治理化学研究所理事長が登壇、ご自身が化学を選んだ理由、きっかけや化学者としての姿勢などについて出席した高校生にメッセージを贈った。このあと懇親会が行われ、野依理事長を囲んだ高校生の輪ができ、高校生の真剣な質問に笑顔で答えていた。


化学グランプリ2013結果 http://www.chemistry.or.jp/news/information/-2013-1.html

第45回国際化学オリンピック結果 http://www.chemistry.or.jp/news/information/45-4.html

第46回国際化学オリンピック代表候補決定

特別ゲスト、ご来賓の言葉

特別ゲスト 野依良治理化学研究所理事長

イノベーションはよく革新と訳されていますが、本来は新しい社会、経済の価値を創るという意味です。化学は科学の中心としてイノベーションを進め、現代文明の基盤を作ることができる。この化学に興味をもつたくさんの若い人がいることを誇らしく思う。
また化学を学び、極めるのは化学の進歩だけにあるわけではありません。物理や生物などいろいろなサイエンスと連携して初めて大きな価値を創り出すことができるのです。このためには深い知識と経験が必要です。研鑽を積んで欲しい。また個人の力は限定的。科学の発展も集団の力によってなされるものです。是非世界で多くの友達を作って下さい。友情は君たちの人生にとって大きな宝物になるはずです。

高橋恭平「夢・化学-21」委員会委員長(日本化学工業協会会長・昭和電工会長)

私はよく「化学は産業の血液だ」と誇りをもって言っています。血液なしには人間は活きていくことができません。同じように化学の技術、製品、素材なしには世界の社会、経済は成り立ちません。わが国はイノベーション立国として世界から化学技術、製品の研究開発に期待がかけられています。これに応えていくには若い人々の行動力、柔軟な発想が必要です。日本の化学、化学産業は君たちにかかっています。是非頑張って欲しい。


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化学グランプリ2013大賞授与

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高校生の質問に答える野依理事長

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代表候補認証授与

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大賞受賞者と記念撮影

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国際化学オリンピックベトナム大会代表候補と

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国際化学オリンピックロシア大会報告

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生徒たちに囲まれる野依理事長

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談笑する高橋委員長