2018年8月2日
日本化学会 化学だいすきクラブ小委員会は、7月30日(月)に東京農工大の小金井キャンパスで、夏休み中学生向け実験教室「君も化学者! in農工大」を開催した。講師は東京農工大の荻野賢司教授(化学だいすきクラブ小委員会委員長)がつとめ、16名の中学生が参加した。参加した中学生たちは、はじめに高分子について学習した後、「ポリビニルアルコール(PVA)の性質を調べる」、「スーパーボールを作る(構造と粘弾性)」、「偏光板を使ったいくつかの実験(光と高分子の性質)」などの多くの実験をおこなった。実験の後は、核磁気共鳴装置(NMR)の見学も行った。参加者は緊張感をもって真剣に、かつ楽しそうに実験していた。また、イベント終了後には日本化学会で作成している「化学の日缶バッジ」や「周期表クリアファイル」などのお土産が配布された。