2016年8月2日
化学だいすきクラブの夏休みイベント「10年後の君たちの未来と化学」、「化学だいすキッズin早稲田」が7月29日(金)、早稲田大学の西早稲田キャンパスで行われ、多くの中・高校生、小学生が参加した。
「10年後の君たちの未来と化学」は中学生,高校生対象とした実験教室とトークショーで構成されるもので、9名の中・高校生が参加した。実験教室では岩井秀人逗子開成中学・高等学校教諭が講師となり、「無機の物質から染料を作ろう」をーマにアゾ染料2種を合成、また水に難溶なインジゴを還元し水溶性とした染料を作製、それぞれ染色までの実験を真剣に取り組んだ。日立化成株式会社のエレクトロニクス関連材料開発センタで封止材開発に取り組んでいる中村香澄さん、早稲田大学の標光一朗さん、石原真由さんが化学を目指した理由や経験、研究内容などについて話題提供を行い、参加生徒からは「どのように勉強してきたのか」など率直質問が飛ぶなど和気あいあいの雰囲気で質疑応答が行われた。
また小学生対象の実験教室「化学だいすキッズin早稲田」にはで62名の親子が参加、「水のうえで動く紙」「ひんやり冷たい」「スーパーボールを作ろう」「色の魔法」など楽しく面白い実験を体験した。