2018年6月21日
日本化学会会員の先生方が参加している東京大学駒場Ⅱリサーチキャンパスが6月8日、9日開催され約5000名の方々が会場を訪れた。東京大学駒場Ⅱリサーチキャンパスでは,毎年5月末~6月初の週末にキャンパス公開を行い,企業関係者,大学関係者のみならず,近隣の方々へ研究内容紹介を行うイベントを開催している。生産技術研究所小倉研究室では,無機多孔質材料であるゼオライトやメソポーラスシリカに関する環境・資源回収触媒応用研究やエネルギー貯蔵研究に関して紹介している。化学というとどうしても目に見えないスケールのものを扱うために,特に一般の方々へ理解を促すことが難しい。そこで模型を来場者に作製してもらい,化学反応により骨格が組みあがる様子や長周期構造を体感してもらうことを目的とした研究紹介を行った。また、参加者には日本化学会が発行している周期表クリアファイルや缶バッジなどが配布され、化学会の周知に協力いただいた。
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