2018年2月1日
Pacifichem 2020は、2020年12月15日(火曜日)から12月20日(日曜日)に開催が予定されています。
Pacifichem2020での講演はすべて、テーマが合致する「シンポジウム」に対して申込まれます。「シンポジウムは」12に分類された"Topic Area"のいずれかに属し、前回2015年には334ものシンポジウムが開催されました。
今回2020年の開催にむけ、早くもシンポジウム企画の提案応募が、年当初1月1日よりスタートしました。
シンポジウム企画の提案申込はScholarOneをベースとしたWeb受付システムで行われ、4月9日までのいつでもお申込いただけます。下記にシンポジウム企画をご提案頂く際のガイドラインをまとめます。ご不明な点はPacifichem@chemistry.or.jpまでメールでお問合せいただくか、お電話などでお問合せください。奮ってご応募いただけますよう宜しくお願いいたします。
人気のある研究者へは講演依頼が殺到します。シンポジウム提案段階での講演依頼内諾は必須ではありませんが、講演件数に制限があるため、招待講演の依頼に関しては、可能であれば、現時点であっても内諾をお願いすることが講演者確保の側面からは推奨されます。
シンポジウムは半日を一単位とした「セッション」をひとコマとしてプログラムを構成します。1つのセッションは4時間となっており、午前の場合には8:00-12:00、午後は13:00-17:00となります。なお、後述する特別な対応を行うために設けられたイブニングセッションは18:00-20:00で2時間となります。
1つのシンポジウムが申し込むことが出来るセッション数は5セッションまでです。つまり、半日×5コマですので2.5日が最大数となります。なお、審査の結果、希望したセッション数がそのまま採用されず、申請数より少ないセッションが割当られる場合があります。この場合、上項目でご紹介したイブニングセッションを活用いただけます。イブニングセッションはポスター発表のためのセッションで、申込セッション数の制限には含まれません。会場はハワイコンベンションセンターに限定されますので、同一のシンポジウムであっても、午前・午後で利用したシンポジウム会場とは異なる場合があります。
1つのセッション〔午前、午後のいずれか半日4時間〕には、最小5件の講演を予定してください。この場合、また1つの半日セッションには、10分の休憩を一回挟むことが出来ます。さらに、冒頭と、終わりにはそれぞれ開会・閉会の辞として5分程度の挨拶を含めることが出来ます。
仮に最小講演件数である5件の講演を半日セッションで予定する場合、一件当たりの講演時間は質疑応答を含めて平均40-45分となります。講演時間については最短の講演時間が20分であること以外に特段のルールはなく、招待/一般の講演種別で異なる講演時間を設けていただくことが出来ます。例えば20,30,40分といった異なる講演時間を各講演者ごとにそれぞれ割り当てることが可能です。一方、最短講演時間の20分をすべての講演に適用すると、最大で12件の講演を半日セッションに予定することが可能です(※この場合は、開会・閉会の挨拶、休憩は考慮していません)なお、講演はいずれかの国の講演者に偏ることなく複数の国の化学者が講演できるよう配慮してください。※講演言語は原則として英語です。
採択されたシンポジウムへの講演申し込みは、2年後のPacifichem開催年である2020年からスタートします。そのため、現時点では依頼講演だけが確定要素で、実際は、申込件数の多少は現段階では想定が難しい状況です。想定数を大きく上回る講演申込があった場合、救済措置としては、口頭発表として申し込まれた講演をRejectにするのではなく、ポスター発表として採用していただきプログラムに入れていただく方法があります。この場合、上述のイブニングセッションを活用頂き、優れた講演を取りこぼすことのないようご配慮ください。
午前/午後いずれかの半日セッションで6件以上の講演が予定されている場合は2名まで、5件以下の講演が予定されている場合は1名分の参加登録料を無料にするバウチャーコードをシンポジウムオーガナイザーへお渡しします。この無料化コードをどなたに渡すかはオーガナイザーに一任されており、招待講演者やオーガナイザー自身のために有効活用していただけます。なお、イブニングセッションではコードの配布はありません。