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【開催報告】化学安全スクーリング2021ー化学実験室における安全管理指導者の養成ー

2021年9月8日

日本化学会 環境・安全推進委員会主催の「化学安全スクーリング2021 ―化学実験室における安全管理指導者の養成―」が9月7日、8日の二日間、オンライン(Zoomミーティング)にて開催された。

化学安全スクーリングは、化学実験をおこなう大学、研究所等の安全管理担当者、指導者および研究者・学生ならびに技術職員、化学企業の研究所、プラント、生産現場で安全管理に関わるすべての方を対象として化学実験に関わる安全と衛生に関して総合的に学ぶ短期集中の講習会で、2000年初頭より続いている。

約40名の受講者は、安全・衛生管理の基本から、事故事例やヒヤリハット、そこから導き出される教訓と、改善や安全教育のあり方、化学物質の潜在危険と取扱方法、救急対処法などについての講義を熱心に聴講し、講義後の質疑も多数チャットで投稿された。

受講者のアンケートからは「安全管理部門の組織設計や細かいルール作成に活かしたいと思います(40代・企業・管理職)」、「事故事例が多く参考になった。(30代・企業・研究職)」「今回の内容を実習責任者、他職員と共有し、感染症対策と実験自体の安全性を両立した実習に活かしていきたいと思います。(30代・大学・研究職)」といったコメントが寄せられた。来年の夏も同時期に開催を予定している。

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