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【お知らせ】平成30年度「吉野彰研究助成対象者」が決定

2019年1月11日

 公益社団法人日本化学会(川合眞紀会長)は平成30年度の吉野彰研究助成対象者を大窪 貴洋(おおくぼ たかひろ)氏に決定しました。
平成30年度の募集テーマは「リチウムイオン電池固体電解質のイオン伝導機構解明の深化」で、選考は「吉野彰研究助成選考小委員会」による厳正な審査と「吉野彰研究助成委員会」での審議、理事会においての承認を経て進められたものです。助成対象者の詳細は以下の通りです。

なお、大窪氏には、第99春季年会会期中3月17日(日)に甲南大学岡本キャンパスにて助成金目録が授与される予定です。

【平成30年吉野彰研究助成対象者】

  • 氏   名 :大窪 貴洋(おおくぼ たかひろ)氏
  • 所   属 :千葉大学大学院工学研究院 総合工学講座 共生応用化学コース/准教授
  • 研 究 題 目 :磁気双極子相互作用を利用した構造・ダイナミクス解析の確立と固体電解質への応用
  • 助 成 金 額 :200万円
  • 研究実施期間:助成金交付日から原則2年間

以 上


※吉野彰研究助成とは
リチウムイオン電池開発における革新的な功績により平成25年度に The Global Energy Prize (2002年にロシアで創設されたエネルギー分野のノーベル賞と云われる最も権威ある賞)を受賞された吉野 彰 氏(旭化成株式会社、日本化学会フェロー)が、その報奨金をエネルギー、環境、資源分野の研究活動の活性化のために有効に使いたいとの思いから公益社団法人日本化学会に寄附され、その基金を基に「吉野彰研究助成事業」が創設されました。

関連リンク
平成30年度の助成対象研究テーマ
『リチウムイオン電池固体電解質のイオン伝導機構解明の深化』