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【開催報告】化学技術基礎講座 製品開発に必要な有機合成化学の基礎

2018年9月7日

日本化学会産学交流委員会主催イベント、化学技術基礎講座 製品開発に必要な有機合成化学の基礎(主査:岩澤伸治 東工大理)が9月5日(水)6日(木)の2日間、化学会館で開催された。企業の若手研究者を中心に22名の受講者が(1)最近めざましく発展してきている計算化学を活用し、合理的な反応経路をどのようにデザインしていくのかを解説、(2)量産化で重要な「晶析」に焦点をあて、結晶化の上手な制御法について、最近の連続フロー製造のトレンドにも触れながら解説、(3)フロー精密合成による最先端のものづくりの紹介、(4)各講座の最新トピック(有機分子触媒を用いた不斉触媒反応、不斉合成や対称性利用などによる合成戦略の新たな流れ等)を学んだ。

また、本講座で毎回好評のコンテンツである受講者間の交流も大いに盛り上がった。ランチミーティングでは、受講者らが昼食をとりながら自身の研究分野や現在の業務、受講の目的を語り、お互いを知った後、夕刻から開催された懇親会ではお酒を片手に講師との交流だけでなく、同世代の仲間たちとの交流を深めた。(当日のプログラムはこちら

次回の化学技術基礎講座は11月29日(木)30日(金)、「高分子キャラクタリゼーション」をテーマに開催される予定である。(詳細はこちら

■化学技術基礎講座の今後の予定

11月29-30日  高分子キャラクタリゼーション(申込受付中)
12月17-18日  化学工学(準備中)

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