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平成31年度「NEDO先導研究プログラム/新技術先導研究プログラム」に係る公募予告について

2018年12月27日

(国)新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)では、平成31年度NEDO先導研究プログラム/新技術先導研究プログラムの委託先の公募を予定しております。

特に、エネルギー・環境分野は、2030年を目途とした持続可能なエネルギーの供給等、国として中長期的な課題解決が必要な分野です。この度、情報提供依頼(RFI)からの課題設定に加えて、実用化の強化及びCO2削減のため、社会・産業のニーズを基に必要と思われる研究開発課題や、これまでのプロジェクト等で解決できておらず実用化に至っていない要因となる研究開発課題を設定し(ニーズ抽出型)、委託先の公募を行います。

(公募の対象となるニーズ抽出型研究開発課題)  
公募開始時期は、別途設定するRFIによる研究開発課題と合わせて来年2月上旬頃を予定しておりますが、提案内容や研究開発体制の検討に十分時間を取っていただくため、ニーズ抽出型研究開発課題は予告として先行提示します。課題設定をした背景や、求められる技術テーマなど詳細情報を、NEDOホームページに掲載しておりますのでご確認ください。

【ニーズ抽出型公募課題(予告)】  

  1. 従来法での計測不能領域を革新的手法により計測可能にする非接触式・非侵襲式(外部設置型)センサー  
  2. ベースメタルのリサイクル比率を向上させるための革新的な技術  
  3. 産業用脱水・乾燥プロセスの省エネ化  
  4. 200℃以下の排熱を対象とした低コストで高性能な従来にない排熱活用技術の開発  
  5. 大幅な低コスト・高耐久化を実現する熱交換技術の開発  
  6. 生産活動により排出されるNOx等窒素化合物からのアンモニア製造  
  7. プラスチック資源に関する高度循環技術開発  
  8. 自律分散駆動機器の普及拡大に資する、室温付近での極小温度差を活用した小型発電技術  
  9. 海洋プラスチックごみ問題を解決する海洋分解性プラスチックの技術開発
  10. 車載用蓄電池の二次利用を促進するための残存性能(State of Health)・充電状態(State of Charge)の短時間診断技術開発