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FACS Award受賞者の発表 ~FACS化学教育賞に荻野和子氏(東北大名誉)の受賞が決定しました~

公益社団法人 日本化学会 国際交流委員会

 FACS(アジア化学会連合)では、アジアの化学や化学工業の発展にいろいろな形で貢献された方に、5種類の賞を設けて顕彰しております。
 このたび化学教育賞に当たる、FACS Distinguished Contribution to Chemical Education Award 2011に荻野和子氏(東北大名誉教授)の受賞が決定いたしました。

荻野 和子 氏
(東北大学名誉教授)

 荻野氏は、永年にわたり、理科教育、特に、グリーン・サステイナブルケミストリー、マイクロスケールケミストリーの実験の普及に貢献されており、国内はもとより、アジア地域を含む海外にも広く普及活動を展開してこられました。
 荻野氏は、平成9年度に日本化学会『化学教育賞』を受賞されていますが、このたび、これまでの活躍が実績として世界からも評価されましたことは、本会として誠に喜ばしく存じます。
 今回の震災の被害が激しかった仙台を拠点とされている荻野氏ですが、この地域のご苦労を乗り越え、今後も日本から世界へ向けて発信され続けていくことを祈念いたします。

 授賞式は、下記14回アジア化学会議(14ACC)の大会期間中に予定されています。

以上

FACSホームページ
第14回アジア化学会議(14ACC)ホームページ (開催:2011.9.5-8, バンコク,タイ)