日本化学会

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Vol.63,No.7 2010年

特集: 化学遺産の,第1回認定

日本化学会では化学遺産委員会において,今回初めて,歴史的及び技術的に意義のある化学遺産を学術及び産業関係からそれぞれ3件ずつ,合計6件認定した。学術関係では,宇田川榕菴関連資料,上中啓三実験ノート,グルタミン酸試料,産業関係では,ルブラン法炭酸ソーダ製造装置塩酸吸収塔,ビスコース法レーヨン工業発祥関連資料,カザレー式アンモニア合成装置及び関連資料である。それぞれの関係者が各々の遺産の背景を中心に説明する。

 

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