主 催 公益社団法人 日本化学会 産学交流委員会
会 期 10月1日 17時~19時
会 場 オンライン開催(Zoomを利用したリアルタイム配信)
【企画概要】
R&D懇話会では、化学の視点からカーボンニュートラルについて考えるべく、カーボンニュートラル関連の講演会を開催することとしました。その第四弾として、今回は人工光合成の研究・開発動向に関する講演会を企画しました。皆様にご参加いただき、活発な議論がなされることを期待します。
【プログラム】
堂免 一成 氏(東京大学・特別教授/信州大学・特別特任教授)
光触媒を用いて太陽エネルギーと水から二酸化炭素の生成を伴わない水素の製造法は、人工光合成の一種として研究が進められている。特に最近は大規模展開を視野に入れた、水分解光触媒の開発、水素分離および安全性を考慮したソーラー水素製造システムのプロトタイプの構築が行われており、その現状と課題および将来展望について紹介する。
CO2を持続可能エネルギーのみを用いて、安価な材料により燃料に変換できれば、新たなカーボン・ニュートラル・サイクルを形成できる。光触媒を用いた光燃料化は大変魅力的であるが、その反応経路には不明な点が多い。講演者らはNi-ZrO2触媒がCO2を光メタン化することを見出し、その反応経路を13C同位体標識および広域X線吸収微細構造によるニッケルナノ粒子の温度追跡により詳細に明らかにした。
参加申込締切 開催日の1営業日前の正午
参加費 R&D懇話会個人会員・同法人会員6,000円(R&D懇話会無料参加券が利用可能),日本化学会会員(個人・法人)7,000円(税込),一般8,000円(税込)
参加申込方法 チケット申込サイト「Peatix」よりお申込みおよび事前決済を行ってください。詳細は申込サイトにてご確認ください。
会期 | 2021年10月1日 |
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行事名 | 「R&D懇話会218回」カーボンニュートラル(4)人工光合成 |
会場 | オンライン(Zoom) |
連絡先 | 日本化学会企画部 高塚/河瀬 sangaku@chemistry.or.jp |
URL | https://rd218.peatix.com/view |