日本化学会

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日本化学会各賞

日本化学会賞

本会会員であって、化学の基礎または応用に関する貴重な研究をなし、その業績が特に優秀な者。既に他の賞を受賞した者も授賞対象とする。なお、学術賞の受賞者で、学術賞受賞後さらに顕著な業績をあげた場合には、その部分について学会賞の授賞対象とする。
授賞対象となる分野で本会会誌(Bull.Chem.Soc.JapanまたはChem.Lett.)に以下のいずれかの発表実績のある者に授与する。
 ⅰ)AccountsまたはReviewを1報以上発表している者
 ⅱ)主要な原著論文を1報以上発表している者

学術賞

本会会員であって、化学の基礎または応用のそれぞれの分野(①物理化学系(物理化学・工業物理化学)、②無機・分析化学系(無機・分析化学、無機工業・工業分析化学)、③有機化学系(有機化学・有機工業化学)、④材料化学・高分子化学系、⑤天然物化学・生体関連化学系(含医農薬)、⑥複合領域(含情報・計算機化学、地球化学、環境化学、資源・エネルギー)において先導的・開拓的な研究業績をあげた者で、授賞対象となる分野で本会会誌(Bull.Chem.Soc.JapanまたはChem.Lett.)に以下のいずれかの発表実績がある者、もしくはThe Chemical Recordに1報以上発表している者に授与する。
 ⅰ)Accounts またはReviewを1報以上発表している者
 ⅱ)主要な原著論文を1報以上発表している者
学会賞を除く他の賞を受賞した者も授賞対象とするが進歩賞の受賞者で、その受賞対象の主要部分が同一の場合は授賞対象としない。

進歩賞

本会会員であって、化学の基礎または応用に関する優秀な研究業績をあげ、授賞対象となる分野に強く関連する論文を、本会会誌(Bull.Chem.Soc.JapanまたはChem.Lett.)に1報以上発表し、年齢が受賞の年の4月1日現在において満37歳に達していない者。

女性化学者奨励賞

化学の専門性を活かした学術研究に傑出した業績と貢献がある者で、社会貢献にも努め、国内外での研究活動・交流を通して我が国の女性化学者の地位向上に寄与し、将来の科学者・技術者を目指す学生や若手研究者の目標となる本会女性の会員を対象とし、年齢が受賞の年の4月1日現在において満40歳に達していない者に授与する。

化学技術賞

本会会員に限らず、わが国の化学工業の技術に関して特に顕著な業績のあった者。個人を対象とするが、同一業績について5名以内の連名で受賞することができる。また同一人が異なった業績で重ねて受賞することができる。

技術進歩賞

受賞時に本会会員であって、工業化の可能性のある独創的な化学技術を開発し、年齢が受賞の年(2024年)の4月1日現在において満40歳に達していない者。個人を対象とするが、グループまたは他機関の研究者との共同研究が技術開発上、必要であったと認められる場合には3名以内の連名で受賞することができる。ただし、連名受賞の場合も全員40歳未満とする。

化学教育賞

原則として本会会員であって、国際的または全国的視野において化学教育上特に顕著な業績または功績のあった者に授与する。

化学教育有功賞

本会会員に限らず、化学教育に従事しその組織または地域において教育上顕著な業績または功績のあった者、もしくは独創的な着想に基づく教育や評価方法の考案によって教育上、顕著な貢献のあった者に授与する。

化学技術有功賞

本会会員に限らず、化学および化学技術に関連する研究支援の業務をもっぱらとする者で、装置・器具の開発・改良、特殊技能などにより、特に貢献のあった者。個人を対象とするが、同一業績について3名以内の連名で受賞することができる。

功労賞

本会会員であって、本会の活動に対し顕著な功績のあった者に授与する。

長倉三郎賞

本会個人正会員または教育会員であって、特に独創性の優れた研究成果または業績をあげた者で、かつ高い将来性が期待できる者に授与する。
なお、本賞においては受賞候補者の推薦を募らず、本賞の授賞年度における、日本化学会賞を除くすべての日本化学会各賞(下記)の受賞者を、長倉三郎賞の受賞候補者とする。
学術賞、進歩賞、化学技術賞、技術進歩賞、化学技術有功賞、化学教育賞、化学教育有功賞、功労賞、女性化学者奨励賞
長倉三郎賞設立について