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イベントカレンダー

「R&D懇話会222回」カーボンニュートラル(5)CO2分離回収技術

開催概要

主 催 公益社団法人 日本化学会 産学交流委員会
会 期 6月22日 17時~19時
会 場 オンライン開催(Zoomを利用したリアルタイム配信)

【企画概要】

R&D懇話会では、化学の視点からカーボンニュートラルについて考えるべく、2021年4月よりカーボンニュートラル関連の講演会をシリーズ企画として開催しております。今回はその第5弾として「CO2分離回収技術」に関して、地球環境産業技術研究機構 余語先生には様々な方式でのCO2分離回収技術における材料開発からシステム開発までの一貫した研究開発の取り組みを、また東京都立大学 山添先生にはCO2 Direct Air Capture(DAC)技術の開発動向ならびに新しい概念のDAC技術についてご紹介いただきます。皆様にご参加いただき、活発な議論がなされることを期待します。

【プログラム】

  • 17:00-17:05 開会挨拶、趣旨説明
    山口 和也(産学交流委員会 懇話会小委員会・委員長/東京大学・教授)

  • 17:05-17:50 二酸化炭素分離回収技術への多孔質材料の応用
    余語 克則 氏(地球環境産業技術研究機構 化学研究グループ・主席研究員)

    RITEでは、CO2分離回収技術の研究開発を行っており、これまでに化学吸収法、固体吸収法、膜分離法それぞれについて、材料開発、加工、システム検討までを一貫して研究開発していることが特徴である。本講演では、カーボンニュートラルの実現に向けて国内外およびRITE化学研究グループで開発中のCO2分離回収技術の開発状況と、今後の展開について報告する。

  • 18:00-18:45 相分離を利用したDirect Air Capture技術の開発
    山添 誠司 氏(東京都立大学 大学院理学研究科化学専攻・教授)

    当研究室では液-固相分離を利用したCO2の回収技術、また、回収した二酸化炭素の利用技術の開発を進めている。本講演では,ビヨンドゼロの実現に向け、Direct Air Capture(DAC)技術の最近の動向と、我々が開発した相分離による低濃度二酸化炭素(400ppm)の高効率吸収および低温での二酸化炭素脱離技術について紹介する。

  • 18:55-19:00 まとめ、閉会挨拶
    秋葉 巌(産学交流委員会 懇話会小委員会・委員/出光興産株式会社)

募集内容

参加申込締切 開催日の1営業日前の正午
参加費 R&D懇話会会員9,000円(R&D懇話会無料参加券が利用可能)、日本化学会会員(個人・法人)9,000円、非会員12,000円。※いずれも「税込」で、課税区分は「課税」です。
参加申込方法 チケット申込サイト「Peatix」よりお申込みおよび事前決済を行ってください。詳細は申込サイトにてご確認ください。

会期 2022年6月22日 17時~19時
行事名 「R&D懇話会222回」カーボンニュートラル(5)CO2分離回収技術
会場 オンライン(Zoom)
連絡先 日本化学会企画部
河瀬
sangaku@chemistry.or.jp
URL https://rd222.peatix.com/view