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イベントカレンダー

「R&D懇話会223回」機能性コーティング技術

開催概要

主 催 公益社団法人 日本化学会 産学交流委員会
会 期 10月04日 17時~19時
会 場 オンライン開催(Zoomを利用したリアルタイム配信)

【企画概要】

建築、包装、光学、エレクトロニクス等の様々な分野でベース材料の機能化にコーティング技術が貢献している。機能性コーティング技術として、耐擦傷性、耐候性、撥水・撥油性、導電・絶縁性、ガスバリア性、光学特性向上等があるが、近年では特に抗菌・抗ウイルスコーティング技術のニーズも高まっている。今回の企画では、京都工芸繊維大学 松川特任教授、日本ペイント株式会社 宮前氏をお招きし、それぞれ有機無機ハイブリッド材料を用いた高屈折率コーティング技術の開発、抗ウイルス・抗菌コーティング技術の開発について詳しく講演していただく。

【プログラム】

  • 17:00-17:05 開会挨拶、趣旨説明
    下嶋 敦(産学交流委員会 懇話会小委員会・副委員長/早稲田大学・教授))

  • 17:05-17:50 有機無機ハイブリッド材料を用いた高屈折率コーティングの創成
    松川 公洋 氏(京都工芸繊維大学 新素材イノベーションラボ・特任教授)

    光学デバイスの製造には、屈折率制御を可能する機能性フィルムやコーティング材料が不可欠である。高屈折率を実現するには、無機ナノ材料を含んだモノマーやポリマーからなる有機無機ハイブリッドの開発が求められている。本講演では、ジルコニアナノ粒子分散体の作成とコーティング材料への展開について述べる。

  • 18:00-18:45 感染リスク低減を目指した抗ウイルス・抗菌コーティングの開発
    宮前 治広 氏(日本ペイント株式会社 R&D本部 商品開発部・マネージャー)

    塗料・コーティングはさまざまなモノの表面に施され、美観の付与、モノの表面保護だけでなく、さまざまな"特別な機能"を付与することが可能である。その機能の一つとして、抗ウイルス・抗菌機能があげられ、新型コロナウイルス感染症の拡大下において、現在注目されている。本講演では、感染リスク低減を目指した抗ウイルス・抗菌塗料およびコーティング技術について紹介する。

  • 18:55-19:00 まとめ、閉会挨拶
    山口 和也(産学交流委員会 懇話会小委員会・委員長/東京大学・教授)

募集内容

参加申込締切 開催日の1営業日前の正午
参加費 R&D懇話会会員9,000円(R&D懇話会無料参加券が利用可能)、日本化学会会員(個人・法人)9,000円、非会員12,000円。※いずれも「税込」で、課税区分は「課税」です。
参加申込方法 チケット申込サイト「Peatix」よりお申込みおよび事前決済を行ってください。詳細は申込サイトにてご確認ください。

会期 2022年10月04日 17時~19時
行事名 「R&D懇話会223回」機能性コーティング技術
会場 オンライン(Zoom)
連絡先 日本化学会企画部
河瀬
sangaku@chemistry.or.jp
URL https://rd223.peatix.com/view