主 催 公益社団法人 日本化学会 産学交流委員会
会 期 2023年2月17日 17時~19時
会 場 オンライン開催(Zoomを利用したリアルタイム配信)
【企画概要】
GlobalにはCOVID-19の流行により、先進国では高齢化社会の進展によっても、健康、安心による活力のある社会の実現の重要性が実感させられている。COVID-19では遠隔医療の必要性が明るみになり、それなりの進展を見たが、まだまだ十分なものではなく、SDGsの「3.すべての人に健康と福祉を」達成のためにも様々な研究・開発や技術が必要である。このような状況の中で、化学による医療分野への研究も様々なアプローチがされており、将来の医療への貢献が期待されている。今回は、そのような研究の中から、東京医科歯科大学 宮原裕二先生とNIMS 荏原充宏先生より興味深いご研究を紹介いただき、改めて化学の医療分野の貢献について勉強し考える機会としたい。
【プログラム】
健康で活力ある安心社会の実現を目指し、生体分子とその機能を検出する原理・信号変換のメカニズムに関する研究を行っている。 半導体などのデバイス材料と生体分子との相互作用やその信号変換機構を明らかにし、生体分子認識反応及び細胞応答の微小な変化を高感度に検出する原理の研究を基に、バイオ高分子・高分子化学・半導体技術を融合した機能化バイオデバイスを実現することは、IT技術・ホームケア医療・遠隔医療システムを実現する技術として期待されている。
さまざまな外部環境変化(例えば温度、pH、光、磁場など)に応答してその性質を変化させるように人工的に設計したポリマーのことをスマートポリマーと呼んでいる。スマートポリマーの医療への応用を研究しており、バイオマーカー分離システム、ナノファイバー型DDS、血液浄化フィルター、形状記憶型医療用アクチュエータ、抗炎症ポリマーといった用途への展開を研究により、Global Health SDGsの実現に向けた取り組みを行っている。
参加申込締切 開催日の1営業日前の正午
参加費 R&D懇話会会員9,000円(R&D懇話会無料参加券が利用可能)、日本化学会会員(個人・法人)9,000円、非会員12,000円。※いずれも「税込」で、課税区分は「課税」です。
参加申込方法 チケット申込サイト「Peatix」よりお申込みおよび事前決済を行ってください。詳細は申込サイトにてご確認ください。
会期 | 2023年2月17日 17時~19時 |
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行事名 | 「R&D懇話会226回」次世代の医療に向けて新しい化学のアプローチ |
会場 | オンライン(Zoom) |
連絡先 | 日本化学会企画部 齋田/河瀬 sangaku@chemistry.or.jp |
URL | https://rd226.peatix.com/view |