主 催 日本化学会 教育・普及部門 普及・交流委員会
会 期 2023年3月25日(土) 9時00分~11時40分
会 場 東京理科大学 野田キャンパス 7号館 6F 講堂(春季年会 A1会場)
(本フォーラムは日本化学会第103春季年会 併催シンポジウムです)
令和4年度から始まった学習指導要領高等学校の化学では,「化学反応と熱・光」で熱の出入りにΔHを用いるようになった。また,「吸熱反応が自発的に進む要因に定性的に触れる際には,エントロピーが増大する方向に反応が進行することに触れる」とあり,反応が進む理由を考えるような授業展開が期待される。国際化が進む現代社会の中で,日本の高校だけがいつまでも大学・社会や海外の高校と異なる教え方をしていることは決して望ましいことではない。新学習指導要領で求められる化学熱力学についての理解を深め,何を,どのように指導することが求められているのか,実践事例を交えながら皆さんと一緒に考えたい。
<9:00~9:10>
1. 開会の挨拶
2. 趣旨説明 化学教育フォーラム企画小委員会 委員長 宮内 卓也
<9:10~11:05> 講演時間 各 25分
3. 学習指導要領の改訂と高校化学における「化学反応と熱・光」
静岡県立天竜高等学校 校長 飯田 寛志
4. 高校化学における実践の視点から
開成高等学校 教諭 小笹 哲夫
5. 国際バカロレアにおける実践の視点から提案する熱化学の授業
東京学芸大学附属国際中等教育学校 教諭 鮫島 朋美
6. 高大接続の観点から考える高校化学「化学反応と熱・光」の現状と課題
東邦大学理学部 教授 今井 泉
<11:15~11:40>
7. パネルディスカッション
8. 閉会の挨拶
参加費用 無料
なお、本フォーラムは、春季年会に登録いただかなくても参加できます。
また、本会の会員でなくても参加できます。
参加方法 会期当日,直接ご来場ください。事前の申込手続き等ございません。
会期 | 2023年3月25日(土)9時00分~11時40分 |
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行事名 | 第29回化学教育フォーラム「高等学校化学における『化学反応と熱・光』の扱い方」 |
会場 | 東京理科大学 野田キャンパス 7号館 6F 講堂(春季年会 A1会場) |
連絡先 | 日本化学会 企画部 教育・普及担当 久後 E-mail:edu@chemistry.or.jp |