主催:日本化学会産学交流委員会
会期 :2025年1月21日(火)
会場 :オンライン開催(Zoomを利用したリアルタイム配信、1カ月程度のオンデマンド配信の併用)
主査 :阿部竜(京都大学)
趣旨 :「光化学」は、物理化学、有機化学、無機化学などの各基礎学問に立脚するが、その応用は発光ダイオードや人工光合成等に至るまで極めて広範囲かつ学際的であり、取り扱う材料も有機分子、金属錯体、高分子、無機半導体など多様である。本コースは、なかでも「有機系光機能材料」と「半導体光触媒」に焦点を当て、各材料系における光吸収や機能発現の原理を分かり易く解説するとともに、最新の応用例を紹介することで、光化学分野にまずは飛び込み概観して頂くことを目的としている。
対象 :人事異動や配置転換、新規事業の開始等によって、新たに当該技術の知識獲得を目指す中堅技術者 およびプロの研究者。当該分野の化学的知識を基礎から学びたいと考える技術系新入社員。化学企業への就職を希望する化学系学生。
参加費 :個人正会員(法人会員含む)10,000円、学生会員 3,000円、非会員 15,000円
※法人会員企業一覧はこちらよりご確認下さい。法人会員企業のグループ会社、子会社、連結会社等は「非会員」になります。但し、非会員のグループ会社等にご在籍でも、出向元が法人会員であれば「法人会員」扱いとなりますの で、その旨ご連絡下さい。
申込先 チケット申込サイト「Peatix」よりお申込みおよび事前決済を行ってください。詳細はリンク先にてご確認ください。
※キャンセルにつきましては、1月17日12時迄に学会事務局にメールにて直接ご連絡ください。それ以降のキャンセルについてはお受けできかねます。キャンセルに伴う返金方法、手数料はお支払い方法により異なります。(キャンセルに伴う返金方法、手数料はお支払い方法により異なります。(Peatixチケットキャンセルについて))
オンライン開催にあたっての注意事項
① 1月17日12時までにお申込み下さい。それ以降にお申込みをご希望の方は、事務局までご連絡下さい。
② 「オンライン講演利用規約」を必ず確認・同意の上お申込み下さい。(お申込みに伴い、本規約についても同意したものとします。)
③ Web会議サービスZoomを使用します。(参加者の皆様の映像は共有されません。)
④ 参加者の皆様には、接続先の情報を前日までにメールにて案内します。Zoomの接続テストサイトにて、事前に動作確認をいただけると安心です。
⑤当日は参加者の方のお名前を確認いたします。Zoomでの参加者名は、「氏名+ご所属名」として下さい。お申し込みの「氏名」とZoomでの「氏名」は必ず同じ設定にして下さい。セキュリティ上、一致しない方にはご参加いただけない場合がございますのでご了承下さい。※接続の問題等で視聴できない場合のご返金はできません。
⑥ ライブ配信の講義を視聴される場合は、講師に質問することができます。
⑦ 1/21のライブ配信の講義の動画をオンデマンドとして1カ月程度公開致します。但し講師への質問については、ライブ配信での講義のみ可能となりますのでご了承下さい。オンデマンド配信のURLは、参加者の皆様に会期後にご連絡致します。
近年、(1)熱活性化遅延蛍光現象を利用した有機EL、(2)光増感剤(有機光触媒)を用いたレドックス反応、(3)光アップコンバージョン(低エネルギー光を高エネルギー光に変換)などの光エネルギー変換などの有機系光機能関係の開発研究が著しい。本講ではこれらの初期の理解つながる光化学の基礎・原理を紹介し、光化学特有の考え方・実験方法などを概説する。その後、上記(1)〜(3)の具体的研究例や最新トピックスなどを紹介する。
半導体光触媒は、有害物質を分解無害化する「環境浄化」、そして「水の分解による水素製造」や「二酸化炭素の還元再資源化」といった「人工光合成」への応用が期待され、それぞれの動作原理に合わせた材料開発が進められている。本講では、(1)半導体微粒子が光触媒として機能する原理、(2)環境浄化系と人工光合成系の違い、(3)各系にあわせた材料開発の動向と最新の研究例、などについて概説する。
会期 | 2025年1月21日(火) |
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行事名 | 化学技術基礎講座(オンライン)光化学ことはじめ:基礎から先端応用までを概観する |
会場 | オンライン開催(Zoom) |
連絡先 | 企画部 産学交流部門 sangaku@chemistry.or.jp |