主 催 日本化学会 環境安全推進委員会 安全小委員会
協 賛 日本化学会 近畿支部
会 期 2025年8月4日・5日
会 場 化学会館5F会議室
参加費 個人会員/法人会員 25,000円、非会員 35,000円
対象
化学実験をおこなう大学、研究所等の安全管理担当者、指導者。化学のみならず広く科学分野で実験活動および実験施設に関わる大学・研究所の研究者・学生ならびに技術職員。化学企業の研究所、プラント、生産現場で安全管理に関わるすべての方。
開催趣旨 化学実験に関わる安全と衛生に関して総合的に学ぶ講習会です。安全・衛生管理の基本から、事故事例やヒヤリハット、そこから導き出される教訓と、改善や安全教育のあり方、化学物質の潜在危険と取扱方法、救急対処法などについて、最新情報をもとに多角的な視点から解説いたします。受講者からの具体的質問・ケーススタディによるディスカッションを交えた、能動的なスクーリングとしてご活用いただきます。
R5年度から内容を更新し、化学物質が有する3つのハザード(フィジカルハザード、健康影響、環境影響)およびリスクアセスメント・マネジメントの解説をより充実させるとともに、労働安全衛生法の法令改訂によりR6年度から化学物質取扱い事業場に選任が義務づけられる化学物質管理者が受講すべき専門的講習に求められる内容も包含させております。
講義資料の他、テキスト(安全な実験室管理のための化学安全ノート:丸善出版)を配布いたします。(資料の事前送付希望の場合は7/28〆切、以降は当日に配布となります。)
なお、労働安全衛生規則の改正に伴い化学物質管理者(安衛則12条の5)の選任が必要となりますが、本講習は大学や試験研究機関など(リスクアセスメント対象物の製造事業場以外の事業場)の化学物質管理者が受講することが望ましい内容*を含むとともに、より分かりやすく解説する講習となっています。
*厚生労働省労働基準局長通達(令和4年9月7日付け基発0907第1号)
12:00-12:10 開会挨拶
土橋 律(安全小委員会 委員長/東京理科大学)
12:10-13:20 安全の基本
土橋 律(安全小委員会 委員長/東京理科大学)
13:30-14:30 事故事例と教訓
佐藤 康博(消防庁消防研究センター)
14:40-15:50 化学物質の火災・爆発危険性
熊崎 美枝子(横浜国立大学)
16:00-17:00 化学物質にまつわるライフサイクルリスク思考
菊池 康紀(東京大学)
17:10-18:00 意見交換会
10:00-11:10 化学物質の健康有害性と予防・応急措置
色川 俊也(東北大学)
11:20-12:30 化学物質の環境影響
辻 佳子(東京大学)
13:30-14:40 実験室安全の枠組み
豊田 太郎(東京大学)
14:50-16:00 実験研究の安全管理と危機管理
富田 賢吾(名古屋大学)
16:00-16:30 質疑応答
Peatixのサイトを通じてお申し込みください。
https://anzen2025.peatix.com
会期 | 2025年8月4日・5日 |
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行事名 | 化学安全スクーリング2025-化学実験室における安全管理指導者の養成-【労働安全衛生規則 化学物質管理者(大学や試験研究機関等)の講習に最適】 |
会場 | 化学会館5F会議室 |
連絡先 | 日本化学会 企画部 石川・足立 Email:env_safe@chemistry.or.jp |
URL | https://anzen2025.peatix.com |