主催:日本化学会 環境・安全推進委員会 環境小委員会
会期:2025年8月1日(金) 13:00~16:30
(16:30~17:15 交流会/現地会場のみ)
会場:化学会館+オンライン(Zoomウェビナーを利用したリアルタイム配信)
定員:現地参加 50名/オンライン参加 450名
参加費:無料。
希望者には別途資料を有料配布(1,000円 税込)。
中高生には資料無料配布(購入不要)。
申込:こちらからお申込み下さい
近年、「PFAS」とよばれる物質群の環境・人体への有害性が議論されています。PFASとは、「ペルフルオロ(またはポリフルオロ)アルキル化合物」、すなわち複数のフッ素原子をもつ有機化合物の総称です。PFASは非常に安定で分解されにくいことから「永遠の化学物質」とよばれることもありますが、実際にはどのような性質があり、環境や人体にどのような影響を及ぼすのでしょうか。また、研究者はPFASのリスクをどのように分析し、問題の解決に取り組んでいるのでしょうか。
今回の環境教育シンポジウムでは、PFASについての基本的な知識を学び、あわせてそのリスクのとらえ方についても考えます。化学物質やリスクについて、科学的な視点から眺めることで、環境問題とその対策に対する理解を皆様と一緒に深めたいと思います。
※講演者はZoomによる遠隔での登壇となる可能性がございます。
13:00~13:05 開会挨拶・趣旨説明
奥田 知明(環境・安全推進委員会 環境小委員会 委員長/慶應義塾大学理工学部・教授)
13:05~14:50 第1部 講演
13:05~13:55 有機フッ素化合物PFASの化学的特徴、規制動向および分解・再資源化
堀 久男 氏(神奈川大学理学部・教授)
14:00~14:50 PFASを例とした基準値と科学リテラシー
村上 道夫 氏(大阪大学 感染症総合教育研究拠点・教授)
14:50~15:10 休憩
15:10~15:40 第2部 パネルディスカッション
パネリスト:堀久男 氏(神奈川大),村上道夫 氏(阪大)/司会:奥田知明(慶大)
15:45~16:15 第3部 高校生による環境化学に関する研究発表
16:20~16:25 閉会挨拶
水川 薫子(環境・安全推進委員会 環境小委員会 副委員長/東京農工大学農学研究院・講師)
16:30~17:15 交流会(現地会場のみ。参加無料)
環境化学に関わる教育や研究・探究活動について,意見交換を行います。カジュアルな雰囲気で交流できる場になればと考えておりますので,ぜひお気軽にご参加ください。
※定員に限りがあるため、中高生および教育関係者を優先させて頂く場合がございます。
環境化学や教育を専門としない一般の皆様の参加も心より歓迎しております。
無料。
希望者には別途資料を有料配布(1,000円)。
※中高生には資料を無料配布します(購入不要)。
会期 | 2025年8月1日(金) |
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行事名 | 第18回環境教育シンポジウム PFASの基礎知識とリスクのとらえ方 |
会場 | 化学会館(東京都千代田区神田駿河台1-5)+オンライン(Zoomウェビナー) |
連絡先 | 日本化学会事務局 環境教育シンポジウム担当 E-mail: env_safe@chemistry.or.jp |
URL | https://app.payvent.net/embedded_forms/show/67a3fa864b2edc265a6fc273 |