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【会 期】
2025年10月9日(木)~2025年10月10日(金)
【会 場】
カーボンリサイクル実証研究拠点 広島県豊田郡大崎上島町中野6208-1 研究拠点
産業技術総合研究所 中国センター 広島県東広島市鏡山3-11-32
【企画概要】
日本化学会の産学交流委員会では、少人数の講演会や見学会を実施しております。この度、二酸化炭素(CO2)を資源として利用する技術「カーボンリサイクル」の実証施設の見学会を開催いたします。
カーボンリサイクル実証研究拠点は、経済産業省によりカーボンリサイクル技術の確立と低コスト化、普及を目的として2022年9月に開所しました。国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)では、中国電力株式会社大崎発電所内の火力発電実証事業により排出されるCO2を分離・回収し、カーボンリサイクル実証研究拠点までパイプラインで輸送しています。同施設では、回収したCO2から有用物質あるいは化成品の合成や、微細藻類の光合成に必要なCO2を供給することによるSAF(Sustainable Aviation Fuel, 持続可能な航空燃料)の製造、さらにはその他の基礎研究等を行っております。
今回は、藻類研究エリアと基礎研究エリアを見学予定です。具体的には、a)「微細藻類由来SAFの製造に係わる研究開発」とb)「海水を用いた有価物併産カーボンリサイクル技術実証と応用製品の研究開発」、それらに加えて、c)「Gas-to-Lipidsバイオプロセスの開発」の三つです。
さらに翌日には、産業技術総合研究所中国センターの見学会および意見交換会を開催いたします。同センターでは、高分子材料やバイオベース材料の開発を行っている機能化学研究部門の3つの研究グループ(有機材料診断研究グループ、バイオ変換研究グループ、セルロース材料研究グループ)や分析装置等の見学等を予定しております。またとない機会になるものと確信しておりますので、会員の皆さまのご参加をお待ちしております。
【プログラム:10月9日(木)】
10:30 広島空港に集合、バスにて移動 参加者ピックアップ①
11:30 JR竹原駅、参加者ピックアップ②
12:05 竹原港 発
12:35 白水港 着
13:00 カーボンリサイクル実証研究施設 着
15:30 カーボンリサイクル実証研究施設 発
15:55 垂水港 発
16:20 竹原港 着
16:30 JR竹原駅 着 (降車①)
17:30 広島空港 着 (降車②)
(17:00頃 見学会参加者との懇談会を予定)
【プログラム:10月10日(金)】
15:00 産業技術総合研究所 中国センター、集合
17:10 産業技術総合研究所 中国センター、発
18:00 意見交換会(西条駅周辺を予定)
【参加費】
R&D懇話会会員12,000円(R&D懇話会無料参加券が利用可能)、日本化学会会員(個人・法人)15,000円。※いずれも「税込」で、課税区分は「課税」です。
【申込】
チケット申込サイト「Peatix」よりお申込みおよび事前決済を行ってください。詳細はリンク先にてご確認ください。定員(20名)に到達次第、受付を終了します。
【問合せ】
日本化学会企画部 田口・河瀬 sangaku@chemistry.or.jp
会期 | 2025年10月9日(木) |
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行事名 | 「R&D懇話会245回」大崎上島カーボンリサイクル実証施設見学会 |
会場 | カーボンリサイクル実証研究拠点、産業技術総合研究所中国センター |
URL | https://peatix.com/event/4524948/view |