主催 公益社団法人日本化学会 産学交流委員会
【会期】 2025年11月6日 14時~16時
【開催形式】 Zoomを利用したオンラインセミナー(ライブ配信・見逃し配信)
※会期後約2週間の見逃し配信を予定。
【企画概要】日本化学会の産学交流委員会では、少人数制の講演会や見学会を開催しております。今回は、光半導体材料の一環として、光電融合技術に関する講演会を企画しました。近年、生成AIの急速な普及に伴い、データセンターの規模と消費電力が飛躍的に増加しています。これにより、システム間の光接続における省電力化が喫緊の課題となっており、その解決策として電力消費を大幅に削減する「光電融合技術」が注目を集めています。本企画では、光電融合技術の研究開発における最先端の取り組みと、今後の応用展望について、第一線で活躍されている研究者をお招きし、最新の知見をご紹介いただきます。
【プログラム】
14:00-14:05 開会挨拶、趣旨説明
萩尾 博和(産学交流委員会 懇話会小委員会 委員/味の素株式会社)
14:05-14:50 「産業技術総合研究所における光電融合技術の取り組み」
天野 建 氏(国立研究開発法人産業技術総合研究所 光電融合研究センター/センター長)
生成AIの登場によりデータセンタが益々巨大化しており、システム間の光接続電力の省エネ化が必須となっている。このブレークスルー技術として、光チップの高機能化とそれを半導体パッケージ内に集積する光電融合技術が近年注目されている。本講演では産総研における光電融合技術研究を紹介するとともに裁量への期待に関して議論する。
15:00-15:45 「Co-Packaged Optics応用へ向けたポリマー光導波路の設計・作製技術」
石榑 崇明 氏(慶應義塾大学 理工学部/教授)
本講演では、昨今高い注目を集めている光電融合、Co-Packaged Optics技術のキーデバイスとして期待されるポリマー光導波路について、これまでの開発の歴史から、現状の最先端の開発動向に至るまでを解説する。特に、ポリマー光導波路の構成材料に対する要求仕様・ポリマー光導波路の様々な作製方法とその特徴・今後の技術動向などについて紹介する。
15:55-16:00 まとめ、閉会挨拶
野崎 潔(産学交流委員会 懇話会小委員会・委員/株式会社ニコン)
【参加費】 R&D懇話会会員9,000円(R&D懇話会無料参加券が利用可能)、日本化学会会員(個人・法人)9,000円、非会員12,000円。※いずれも「税込」で、課税区分は「課税」です。
【申込】 チケット申込サイト「Peatix」より、お申込みおよび事前決済を行ってください。
【問合せ】 日本化学会企画部 田口・河瀬 sangaku@chemistry.or.jp
| 会期 | 2025年11月6日(木) |
|---|---|
| 行事名 | 「R&D懇話会246回」光半導体材料関連テーマ:光電融合技術の最前線 〜次世代データセンターを支える革新技術〜 |
| 会場 | オンライン(Zoom) |
| URL | https://peatix.com/event/4583152 |