主催:日本化学会産学交流委員会
会期:2026年12月8日(火)
会場:オンライン開催(Zoomを利用したリアルタイム配信、1カ月程度のオンデマンド配信の併用)
主査:藤岡洋(東大生研)
趣旨:化学系技術者が電子・光材料開発に携わる際、最大の課題は「物理・電子工学分野の基礎知識の不足」です。集積回路、LED、撮像素子、液晶素子、有機EL素子、太陽電池、燃料電池、二次電池など、化学産業に関わりの深い電子デバイスの開発には、デバイスの動作原理、材料物性、光学、固体物理などの知識が不可欠です。しかし、多くの化学系技術者は大学教育でこれらの分野を系統的に学んでおらず、入社後に自己流で勉強するという課題を抱えています。本講座は、化学系技術者を対象に、電子・光材料開発に必要な基礎知識を「化学者にわかりやすい言葉」で解説することを目的としています。2つのコースに分割することで、参加者が自分の専門分野に応じて選択できるようにしました。 コース①「基礎・光素子」、コース②「基礎・電子素子」これらのコースを修了することで、化学系技術者は電子・光材料開発に必要な基礎知識を習得し、自己学習で詳細な知識を習得できる基盤を構築できます。
本講座は12/1開催の「化学技術基礎講座2026電子部品・材料の物性化学①光素子コース」と一連のプログラムとなっております。両講座あわせての受講をお勧めいたします。
対象:当該分野の化学的知識を基礎から学びたいと考える技術系新入社員。人事異動や配置転換、新規事業の開始等で、新たに当該技術の知識獲得を目指す中堅技術者および研究者。化学企業へ就職を希望する化学系学生。
参加費:個人正会員(法人会員含む)・ 協賛学会会員16,000円、学生会員 5,000円、非会員 25,000円
※参加登録費はいずれも「税込」で、課税区分は「課税」です。
※法人会員企業一覧はこちらよりご確認下さい。法人会員企業のグループ会社、子会社、連結会社等は「非会員」になります。但し、非会員のグループ会社等にご在籍でも、出向元が法人会員であれば「法人会員」扱いとなりますので、その旨ご連絡下さい。
募集人員:50名(10名より催行)
※開催2週間前に10名に満たない場合は、キャンセルの可能性もありますのでご了承下さい。
申込:チケット申込サイト「Peatix」よりお申込みを行って下さい。
※キャンセルにつきましては、11月17日12時迄に学会事務局にメールにて直接ご連絡ください。それ以降のキャンセルについてはお受けできかねます。お申込み・お支払いなどに関する注意点は、上記URLからご確認下さい。
現地開催にあたっての注意事項:
①12月8日12時までにお申込み下さい。それ以降にオンデマンド配信でお申込みをご希望の方は、事務局までご連絡下さい。
② 「オンライン講演利用規約」を必ず確認・同意の上お申込み下さい。(お申込みに伴い、本規約についても同意したものとします。)
③ Web会議サービスZoomを使用します。
④ 参加者の皆様には、接続先の情報を前Peatixよりご案内します。Zoomの接続テストサイトにて、事前に動作確認をいただけると安心です。
⑤ 当日は参加者の方のお名前を確認いたします。Zoomでの参加者名は、「氏名+ご所属名」として下さい。お申し込みの「氏名」とZoomでの「氏名」は必ず同じ設定にして下さい。セキュリティ上、一致しない方にはご参加いただけない場合がございますのでご了承下さい。※接続の問題等で視聴できない場合のご返金はできません。
⑥ライブ配信の講義を視聴される場合は、講師に質問することができます。
⑦12/8のライブ配信の講義の動画をオンデマンドとして1カ月程度公開致します。但し講師への質問については、ライブ配信での講義のみ可能となりますのでご了承下さい。
⑧ライブ配信とは別に、2コマの事前学習がございます。こちらについては、事前学習をお勧めしますが、講義受講後も視聴は可能です。
【禁止事項】本講座は、申込者本人のみの参加、オンデマンド視聴に限らせていただきます。録画・録音は固く禁じます。また講義資料は申込者本人の使用に限り、再配布等は固く禁じます。
電⼦部品・材料の物性を理解するためには固体物理に関する知識が⽋かせない。しかしながら現在の⼤学・⼤学院における授業のカリキュラムでは固体物理は系統的に教えられておらず、多くの化学系技術者は会社に⼊ってから⾃分で⾃⼰流に勉強するといった状況にある。本講義では半導体を題材として、固体物理を化学者がわかりやすい⾔葉で基礎から詳説する。
発光ダイオードや太陽電池などの光を扱うデバイスには,直接遷移のIII-V族化合物半導体が適している。この材料系は、(Al, Ga, In)と(N, As, P)の元素組成によってバンドギャップを連続的に変化させることができ、異なる組成の結晶からナノサイズの層構造を巧みに結晶成長することで量子井戸などの光デバイスに適した機能構造を作製できる。このような化合物半導体の基礎と、光デバイスに用いられる結晶層構造について平易に解説する。
今年度から、本講座を光素子コースと電子素子コースのふたつに分け、どちらか一方でも受講できるようにしました。電子素子コースでは、Si集積回路の基礎からパワーエレクトロニクス、有機素子までを網羅します。またあらたに半導体技術の新しいフロンティアとして最近注目を集めるパッケージ技術の講義を新設しました。いずれの講義も、化学者に理解しやすい様に平易に解説されます。
半導体集積回路(ULSI)の基本構成要素であるトランジスタの構造と動作特性について概説し,論理演算回路などの構成について説明する。また、各種メモリデバイスの構造と動作原理について解説する。これらの素子を作製するプロセスについて、シリコン単結晶ウェハの作製、熱酸化、不純物導入、薄膜形成、エッチングなどを説明するとともに、高集積化・微細化に伴う材料・プロセスの課題について述べる。
AI・HPC向け半導体の高性能化に伴い、チップレット、HBM、3DICなど先端パッケージ技術の重要性が高まっている。本講義では、先端パッケージの技術課題を整理し、熱設計、放熱材料、液体冷却を含む放熱技術の最新動向を概説する。
エレクトロニクスに機械的可撓(かとう)性や伸縮性を実現するための技術トレンドであるフレキシブルエレクトロニクス、ストレッチャブルエレクトロニクスを実現するための技術チャレンジを進めている。応用としては、電子皮膚として大面積センサを貼り付けたり、服、座席、ハンドル、シートベルトなど人と接する部位に各種センサを導入することで、人の状態などをモニタすることを目指している。
現在、自動車には多種多様なエレクトロニクス素子が使われており、今後その重要性は益々高まっていくと考えられている。本講義では、先ず、どの様なエレクトロニクス素子が自動車に使われているかを説明し、その基本的機能について学習しする。さらに、最近注目されている新材料を使ったパワーエレクトロニクスを取り上げ、そのプロセスから応用まで平易に解説する。
| 会期 | 2026年12月8日(火) |
|---|---|
| 行事名 | 【化学技術基礎講座】 電子部品・材料の物性化学② ―電子素子コース―(オンライン開催) |
| 会場 | オンライン開催(Zoomを利用したリアルタイム配信、1カ月程度のオンデマンド配信の併用) |
| 連絡先 | 日本化学会企画部 担当:矢部 E-mail: sangaku@chemistry.or.jp |