Pacifichem 2025は、2025年12月15日から12月20日にホノルル・ハワイにおいて開催が予定されています。
Pacifichem2025の講演はすべて、テーマが合致する「シンポジウム」に対して申込まれます。「シンポジウムは」11に分類された"Topic Area"のいずれかに属し、前回2021年には300をこえるシンポジウムが開催されました。
募集への応募のガイドラインは下記ご参照願います。
https://pacifichem.org/technical-program/symposium-guidelines/
なお,Pacifichem2025 組織委員会では,Pacifichem2025に向けのダイバーシティ(多様性)とインクルージョン(包摂)の取組に関する方針を決定し,ステートメントを公開しました。ご提案いただいたシンポジウムはこの見解に基づいて審査を行います。特に招待講演者の選定にあたっては,ステートメントの内容を十分配慮していただくことが求められます。シンポジウムのご提案に先立ち必ずご参照願います。
https://pacifichem.org/general-information/pacifichem-inc-diversity-inclusion-statement/
奮ってご応募いただけますよう宜しくお願いいたします。
下記にシンポジウム企画をご提案頂く際のガイドラインをまとめます。
人気のある研究者へは講演依頼が殺到します。シンポジウム提案段階での講演依頼内諾は必須ではありませんが、講演件数に制限があるため、招待講演の依頼に関しては、可能であれば、現時点であっても内諾をお願いすることが講演者確保の側面からは推奨されます。
シンポジウムは半日を一単位とした「セッション」をひとコマとしてプログラムを構成します。1つのセッションは4時間となっており、午前の場合には8:00-12:00、午後は13:00-17:00となります。なお、後述する特別な対応を行うために設けられたイブニングセッションは18:00-20:00で2時間となります。
1つのシンポジウムが申し込むことが出来るセッション数は5セッションまでです。つまり、半日×5コマですので2.5日が最大数となります。なお、審査の結果、希望したセッション数がそのまま採用されず、申請数より少ないセッションが割当られる場合があります。この場合、上項目でご紹介したイブニングセッションを活用いただけます。イブニングセッションはポスター発表のためのセッションで、申込セッション数の制限には含まれません。会場はハワイコンベンションセンターに限定されますので、同一のシンポジウムであっても、午前・午後で利用したシンポジウム会場とは異なる場合があります。
1つのセッション〔午前、午後のいずれか半日4時間〕には、招待講演を4件以下に抑え、より多くの一般の口頭講演(招待ではない講演)を募ることとし、一般口頭講演が全講演数の4割を超えるようご検討ください。
仮に最小講演件数である5件の講演を半日セッションで予定する場合、一件当たりの講演時間は質疑応答を含めて平均40-45分となります。講演時間については特段のルールはなく、招待/一般の講演種別で異なる講演時間を設けていただくことが出来ます。例えば20,30,40分といった異なる講演時間を各講演者ごとにそれぞれ割り当てることが可能です。一方、最短講演時間の15分をすべての講演に適用すると、最大で16件の講演を半日セッションに予定することが可能です(※この場合は、開会・閉会の挨拶、休憩は考慮していません)なお、講演はいずれかの国の講演者に偏ることなく複数の国の化学者が講演できるよう配慮してください。※講演言語は原則として英語です。
採択されたシンポジウムへの講演申し込みは、Pacifichem開催年である2023年6月1日から6月30日(米国東部時間)までとなっております。シンポジウムの企画段階では依頼講演だけが確定要素で、実際は、申込件数の多少は現段階では想定が難しい状況です。想定数を大きく上回る講演申込があった場合、救済措置としては、口頭発表として申し込まれた講演をRejectにするのではなく、ポスター発表として採用していただきプログラムに入れていただく方法があります。この場合、上述のイブニングセッションを活用頂き、優れた講演を取りこぼすことのないようご配慮ください。
Pacifichem 2025 では、半日セッションごとに 2 名 (1シンポジウム最大 4 名) の無料講演者登録用のバウチャーコードをシンポジウムオーガナイザーへお渡しします。この無料化コードをどなたに渡すかはオーガナイザーに一任されおりますが、多様性包摂の考え方に基づき、マイノリティのコミュニティのメンバーやキャリアの浅い若手化学者向けに少なくとも 1 つの無料登録コードを提供することが推奨されます。主催者は追加のサポートを求めるスポンサーを募ることをお勧めします。招待講演者やオーガナイザー自身のために有効活用していただけます。なお、イブニングセッションではコードの配布はありません。