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【開催報告】企業現場見学会2022:三井化学株式会社(株)袖ヶ浦センター

2022年10月19日

日本化学会産学交流委員会人材交流小委員会主催の企業現場見学会が10月11日、三井化学(株)袖ヶ浦センター(千葉県袖ケ浦市)にて開催された。
企業現場見学会は、日本を支える重要な産業である化学産業の現場である工場や研究所を見学してもらい、さらには現場で企業の方から話を聞くことにより、化学分野の研究者、技術者を志す学生に将来の指針を考える一助として欲しいという思いから企画されたもの。今年度は5社にご協力いただいている。

三井化学株式会社の現場見学会では、20名の参加者に研究開発拠点である袖ヶ浦センターを訪問いただきました。
会社、および研究開発組織について紹介を行い、若手社員による業務紹介を行った後、座談会を開きました。企業での研究開発の特徴ややりがい、当社の社風やどんな人材が活躍しているかなど、大変活発な質疑が行われ、当社について理解を深めていただきました。その後、化学実験エリアや大型の成形機を活用して研究を行っているエリアを見学いただき、企業ならではの研究開発の進め方を体感いただきました。
さらに、空中ディスプレイをはじめとする当社最新製品や、「素材の魅力ラボ、MOLp(モル)」という当社独自の取組から生まれた作品を手に取って頂き、研究開発の力で、どのように社会貢献が達成されているかを実感いただきました。

参加した学生からは、『人事ご担当の方と、研究職の方の両方に話を聞くことができた点。研究室も外からですが、見学でき、参考になりました。』、『実際に機器を動かしている社員の方が説明してくださり、勉強しながら自分たちが工場内を見学できた。』、『 最近減っている対面での見学会の機会で、参加できとても嬉しかった。そしてこの見学会で社員の方々の雰囲気や実際の業務を体で感じて学ぶことができた。とても有意義であった。』といったコメントが寄せられた。

当日のプログラムはこちら

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