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【お知らせ】Oxford University Pressとの出版協業の開始について

2023年6月30日

日本化学会はオックスフォード大学出版局(Oxford University Press; OUP)とこのたび、ジャーナル共同出版契約を締結しました。
これにより化学会ジャーナル2誌(Bulletin of Chemical Society of Japan ;1962年創刊ならびにChemistry Letters; 1972年創刊)の出版業務を、2024年1月からOUPと協調して行うことになります。

なお本件に関する詳細は、2023年7月号化工誌の「化学会発」掲載の、ジャーナル強化WG 高田十志和委員長ご執筆の記事ををご参照ください。またOUPサイトでのご案内(※日本語対訳はこちら)はこちらにございます。

化学会ジャーナル2誌は、現在に至るまでに獲得した高品質、高評価、高い影響力を維持しつつ、OUPとともにさらなる成長を目指します。また同時にOUPとの新たな協力関係を通じ、オープンサイエンス推進に向けた貢献を一層高めて参ります。

Oxford University Pressは、世界的に認知された出版社であり、学術研究分野の優れた研究成果と専門知識を擁することで知られています。化学会ジャーナルは、その経験とリソースを有効活用することで、より広範で包括的な読者層に訴求し、掲載論文の影響力と認知度を国際的に向上させることを目指しています。

OUPとの出版協業の開始により、以下メリットが期待されます。

  • - 出版プロセスの効率化と迅速化
  • - 論文の査読および編集の品質向上
  • - 国際的な読者層の拡大
  • - 先進的なオンラインプラットフォームとデジタルツールの提供
  • - ジャーナルの認知度を向上させるプロモーション強化

なおこの度のOUPとの出版協業スタートによって、日本化学会会員の皆様に向けた、より魅力的な特典を提供できるようになります。会員特別価格でのジャーナル購読や、Open Access有償オプション選択の際のAPC特別料金のご案内などがその一例に挙げられます。詳細は別途ご案内予定です。

なおこの協業開始後も、投稿や査読の手順に大きな変更はございません。
化学会ジャーナル編集権の独自性を担保し、著作権保持、さらには利潤追求型ではないOpen Access化への対応など、科学コミュニティ支援を重視した本会の取組みをこれまでと変わらず継続していきます。

2024年1月以降に掲載を予定する論文に適用される新しい執筆要領に関しましては、今秋に改めてご案内いたします。引き続きBulletine of Chemical Society of JapanならびにChemistry Lettersへ論文投稿をご検討の際には、ウェブサイトやガイドラインをご参照ください。

出版協業開始に関するご質問がありましたら、CSJ事務局までお気軽にお問い合わせください。
今後とも、日本化学会の出版活動へのご支援とご協力を賜りますようお願い申し上げます。