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【開催報告】夏休み小学生向け実験教室「キッズ サイエンス 2019」開催(東京都)

2019年8月8日

日本化学会 化学だいすきクラブ小委員会は、7月31日(火)に日本大学理工学部駿河台校舎で、夏休み小学生向け実験教室「キッズ サイエンス2019」(共催:日本大学理工学部物質応用化学科)を開催した。教室は午前と午後の2回、各回共に35名の子どもたちが参加し、盛況であった。講師は化学だいすきクラブ小委員会副委員長の宮本一弘教諭(開成中学校・高等学校)と柏恭子教諭(桜美林中学校・高等学校)、前田直美教諭(品川女子学院)、海江田直子教諭(フェリス女学院中学校・高等学校)の委員がつとめた。

今年は,「冷たさ体感!」,「コップの中をカラフルにしよう!」,「光を分けよう!」の3つの実験を行った。「冷たさ体感!」では,尿素の溶解熱を利用した冷却パック作りを行った。「コップの中をカラフルにしよう!」では,偏光シートの性質を利用してコップの中に紫,青,黄,赤などいろいろな色を作った。「光を分けよう!」では,分光シートを用いて,LEDライトの光を分解し,光の三原色について学んだ。当日は猛暑で,「冷たさ体感!」で作った冷却パックはとても冷たく,子どもたちは喜んでいた。また,「コップの中をカラフルにしよう!」,「光を分けよう!」では,蛍光灯やLEDライトを見た瞬間、実験室のいたるところから歓声が上がっていた。また、イベント終了後には日本化学会で作成している「化学の日缶バッジ」や「周期表クリアファイル」などのお土産が配布され、参加者は満足のうちに帰路についた。

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